看護師1年目で辞めたいと思った事例と対処法

このページでは看護師1年目で辞めたいと思った事例をいくつか例に出してまとめています。また、辞めたいと思った際の対処法についても記載しています。まずは、辞めたいと悩んで考えるのではなく、考える前に動いておきたいですね。少しでも転職等の情報収集の役に立ててください。
看護師を辞めたいと思った時の事例

厳しい国家試験をパスして晴れて憧れの看護師に・・・と思いきや、新卒1年目で離職や転職を考える看護師は少なくありません。「激務による体調不良」「人間関係」などが代表的な理由になるようですが、ここで具体的な辞めたいと思った時の事例について取り上げてみます。

病棟入職後4ヶ月で辞めた看護師のHさん
なかなか業務に慣れず自信をなくしてしまった上、先輩からキツイ言葉をかけられると逆に萎縮して余計に手間取ったり失敗したりしてしまう・・。
そんな悪循環を繰り返し、働き始めてから徐々に精神的に追い詰められていきました。
結果、職場に行くことが怖くなり体調も崩してうつ病と診断され、半年の休職。体調はかなり回復したものの、何故か復職のために病院へ電話をかけようとすると異常な恐怖感に襲われて何もできなくなってしまいます。結局そのまま退職。
精神的な強いストレスがそのまま体調に現われてしまった顕著な例ですね。

泌尿器科を3ヶ月で辞めたKさん
生来無口なタイプだったため先輩たちとのコミュニケーションが上手くとれず、とっつきにくいタイプと思われて段々あたりがきつくなってきたのだそう。
人間関係が難しくなったことから退職しましたが、求人サイトで見つけた病院へ転職してからは楽しくやっているとのことです。

6ヶ月内科勤務をしていたAさん
ポジティブな理由もあります。6ヶ月内科勤務していたAさんは、物覚えも良く患者への対応にも問題なし、そのためかもっと待遇の良い中規模病院からの誘いを受けて転職を決意しました。
ただ退職理由は「もっと待遇の良いところが見つかった」とは言い出しにくく、「結婚と新居への引越し」という名目にしたのだそうです。
辞めたいと思った時の効果的な対処法

なれない夜勤や残業などの激務、人間関係の悪さ、先輩からの厳しい言葉など、新卒1年目看護師が辞めたいと思う理由は様々です。
確かに看護師であれば新卒1年目でも転職先を見つけることはそう難しいことではありませんが、今の職場を辞める前に、続けていく方法はないものか探してみることも大切です。そこでここでは辞めたいと思った時の効果的な対処法について考えてみましょう。
■人間関係の悩みへの対処

特に人間関係の悩みなど、自分独りで考えているとどんどんマイナス面が大きく見えてきて、解決策がないように思えるかもしれません。
それで辞めたいと思った時には家族や友人など悩みを打ち明けられる人に相談してみると良いでしょう。
第三者の意見を聞くことで、自分や周囲の環境を客観的に見直すことができます。もしかすると自分の考えすぎであったり、自分では気づかなかった落ち度に気づくこともあるかもしれません。それに気づいたならそこを改善し「教えやすい新人」になるよう努力してみましょう。
看護師として働く上では、必ず上司と人間関係は切り離せません。いじめに合っていない限りは、どこに行っても人間関係の悩みは尽き問います。
分かったうえで一から新規で出直したいという人は転職も視野に入れておきましょう。
■体調を崩して続けられない

あるいは体調を崩して続けられないように感じるのであれば、少しお休みをもらって休息を取るようにすることもできます。
新卒1年目でさっそく休暇をお願いするのは気が引けるかもしれませんが、このままでは仕事そのものが続けられなくなること、少し休んでリフレッシュすれば回復できることを伝えるなら、案外すんなりとお休みをもらうことができるかもしれません。
こういった対処法を試してみても改善されない場合には、転職する以外にないかもしれません。いずれにしても本格的に体調や精神を崩してしまう前に、対処策を講じるようにしましょう。

看護師1年目での転職は不安が付きまといます。そのため、看護師求人サイトを利用して、転職のコンサルタントに色々と相談しましょう。
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