IFA認定アロマセラピストへ看護師資格でキャリアアップ

難易度:★★★☆☆
試験料等:30,000円
受講料:100万円程度
受験期間:毎年9月頃
保有者数:不明
合格率等:20%~90%
国内資格に比べて取得も難しく、広範囲に勉強することが求められます。病理学や解剖生理学についての知識も必要であり、ホスピスや緩和ケアなどを行う医療現場でもアロマテラピーが導入されるようになるにつれて、ニーズが高まっている資格です。アロマセラピストの資格としては世界最高峰であり、医療現場や独立開業といった幅広い活躍の場があるIFA認定アロマセラピストは、アロマセラピストを目指す人には非常に人気の高い資格になります。

IFA認定アロマセラピストとは、心を癒すアロマセラピストの資格のひとつになります。
IFAとは世界で初めての国際的なアロマテラピーのための組織であり、日本のアロマセラピストの資格と異なり、アロマセラピストとして国際的に認められます。
資格取得先と保有者数と難易度

【受験資格の条件】
- IFAが認定する認定校において、所定の講義を受講し、受験資格を得ることが可能
- 受講内容は、講義を行なうIFA認定校によって、受講時間などに差異があり、理論、実技などで250時間を超えるカリキュラムを組んでいる所や、アロマテラピーの実技症例などホームスタディーを課しているスクールもあり
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IFA受験コースの受講には、国内のアロマテラピスト資格の取得を条件としているところや、看護師、医師などの医療分野での国家資格を保有していると、一部講義内容が免除になるところもあり。詳細は認定校により異なりますので、確認が必要

IFA(国際アロマセラピスト連合)が、IFA認定アロマセラピストの資格取得先になります。
IFAとは、1985年にアロマセラピーの本場であるイギリスで発足した国際組織で、アロマセラピーを世界中に普及させること、アロマセラピストの技術・教育水準の向上・維持なども行っています。
合格率20%の狭き門!

世界中に資格保有者がいるため、保有者数ははっきりしませんが、アロマセラピストの最高峰だけあって取得は決して簡単ではありません。
資格取得のためのプログラムや試験、難易度は認定校によって異なるため一概には言えませんが、合格率20%程度の認定校もあり、資格取得後はアロマテラピーのプロとして活躍できるほか、医療機関などで働く場合もあります。資格取得のための試験だけでなく講座の終了も大変なところがほとんどです。
IFA認定アロマセラピスト資格取得方法

IFA認定アロマセラピスト資格取得の方法は、受講する認定校によって異なります。IFAでは資格を認定する認定校を全国に設置しており、そこではそれぞれの学校に応じたプログラムで講座や実習が行われています。
必要とされるのは、解剖生理学・マッサージ実技・アロマセラピー理論・アロマセラピー実技・ケーススタディ・ホームスタディなどです。
看護師には免除制度があるものも!

看護師など、特定の分野での知識が国家資格によって認められている場合には、その分野の試験や受講が免除になるケースもあります。
実際に受講するとなると、かなり頻繁に実技講習などを受ける必要があり、仕事と並行しての受講はかなり大変なので、免除可能な制度があれば活用していきましょう。事前に良く調べて認定校を決めることが大切です。
看護師が取得する将来性とメリット

アロマセラピストを目指す人にとって、IFA認定アロマセラピストの取得は非常に将来性のあるものです。
国内にもアロマセラピストの資格はありますが、IFA認定アロマセラピストは世界でもトップの信頼性を持つ資格であり、IFA認定アロマセラピスト養成のための講座を受けることで、国内の資格はほとんど受験することができます。
アロマセラピストで独立する方も・・・

取得するメリットとしては、アロマセラピストとして仕事をする上で、幅広い業務を行うことができるということ。
アロマセラピストとして独立するひともいますし、アロマテラピーを扱う企業で働くことももちろん可能です。最近では、ホスピスや緩和ケアなどにアロマテラピーを使用する医療機関も増えており、そういった医療の現場で活躍するIFA認定アロマセラピストも増えてきています。


看護師として資格を取得し、キャリアアップしたい場合は、資格を取れる環境と努力が必要不可欠です。
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