産休・育休の取得実績がある看護師求人勤務先別ランキング

産休・育休の主築実績がある看護師求人勤務先別ランキングベスト5です。産休・育休は法律で定められた権利ですので、どんな職場でも取ることは可能なのですが、取得実績としてはやはり規模の大きな病院がランクインする傾向にあります。看護師は退職しても比較的再就職しやすい仕事なので、出産を機に退職する人も少なくないのです。

第1位・大学病院
待遇面も給与面もしっかりしているのが大学病院!

待遇面がしっかりしている大学病院は、産休・育休の取得実績の面でもトップクラスです。実際、結婚・出産後も働き続ける看護師が多く、勤務年数が長いことも平均給与を押し上げている原因のひとつになっています。周囲が産休・育休を取るのが当然という雰囲気なので取りやすく、比較的看護師の数が充足していることが多いのも、大学病院で産休を取りやすい理由でしょう。

第2位・総合病院
大手の総合病院は待遇も◎

総合病院の場合は看護師不足に悩む病院も確かに多いのですが、それでも退職してしまうよりは産休明けに戻ってきてほしいということで、積極的に産休・育休の利用を援助する病院も多いです。人数も不足しているとはいえ、絶対数が多いため、配属などでカバーできるところも、産休を取りやすいポイントになっています。

第3位・一般病院
総合病院より充実した福利厚生になっている一般病院も多い!

いわゆる中小規模の病院でも当然産休・育休を取る人は少なくありません。看護師の人数がそれほど多くないぶん、実績として産休を取って復帰する看護師が多い病院は、大半の人がその制度をして復帰する傾向にあり、復職率が非常に高い病院が目につくのも特徴です。人間関係が良い病院などは特に、長く勤めたいという人が多いことから、産休や育休を利用して復帰する人も多くなります。

第4位・療養病棟
戻ってくる看護師が多いのも特徴!

療養病棟も、比較的産休・育休を取る看護師が多い勤務先のひとつです。こうした病棟では、急変が少なかったり、残業が少なかったりと、そもそもブランク明けの看護師に働きやすい条件が揃っています。そのため、妊娠前から療養病棟で勤務している看護師の中には、産休・育休取得後にまた戻ってきたいという看護師が多いのです。

第5位・透析センター
1人が抜けても負担がないことが魅力!

産休・育休の取得実績がある看護師求人の探し方と注意点

産休・育休の取得実績がある看護師求人の探し方となると、やや難しくなります。産休や育休は労働基準法で定められた労働者の権利であり、取れるのが当たり前なので看護師求人サイトの検索項目にもありませんし、実績は検索できないからです。
もちろん、ひとつひとつの求人を見ていると、産休・育休の取得率が高いことをアピールしている求人案件もあるのですが、すべての求人をチェックすることもできません。
信頼ができる看護師専用の求人サイトを使おう!

そんな時に便利なのが、看護師求人サイトに登録すると割り当てられる担当コンサルタントです。担当コンサルタントは、求職者から希望の転職条件などをヒアリングし、医療機関からも求める看護師像を聞き出してマッチングを行います。
そのため、医療機関について広い知識があり、どこの医療機関が産休・育休の取得実績があるかという情報も持っているはずなのです。この担当コンサルタントに相談することで、産休・育休の取得実績が多い転職先を紹介してもらうとよいでしょう。

ただし、注意点としてはやはり転職直後の産休は取りづらいものです。制度上は問題ありませんし、赤ちゃんも授かりものなので仕方がない面もあるのですが、一緒に働く人の心象は悪くなる可能性があります。
将来的に産休が取りたいから取りやすい病院に転職する、というのであれば、期間に余裕をもって早めに転職活動をするようにしましょう。
