配置基準7:1看護師求人探し方と転職の注意点

看護師の配置基準は診療報酬の中の入院基本料に関わってくるため、病院にとって大切なことです。実際に働く看護師にとっても配置基準の高い病院を選ぶことは重要です。
このページでは配置基準7:1看護師求人を探し方と、探した場合の転職注意点を掲載しています。

配置基準とは??
入院患者と看護師の比率のことで、(15:1)(10:1)(7:1)(3:1)という基準によって入院基本料が設定されています。当然看護師1人に対する患者数が多いとそれだけ看護師の業務もきつくなりますし、十分なケアが行き届かない可能性もありますので、7:1の配置基準をクリアしている病院が看護師にとっては働きやすい環境であるといえるのです。
求人情報にも配置基準が書いてある病院は多い!

看護師がより応募してくれる病院へと各病院は、現在は求人票などにも看護師の配置基準を掲載している病院が多く、特に配置基準7:1をクリアしている場合はアピールポイントとして強調されていたりもします。
配置基準7:1 の病院は看護師専用の求人サイトを利用しよう

配置基準7:1の病院の探し方としては、看護師求人サイトの検索項目の中に「配置基準7:1」がある場合もあるので、そういった項目で検索してみてもよいでしょう。
簡単にその条件を満たした医療機関だけをピックアップできるのでとても便利です。もちろん登録した際に連絡を取ることになる担当コンサルタントに条件のひとつとして伝えておけば、それを満たした求人案件だけを紹介してもらえますし、それぞれの病院の勤務実態なども質問できて便利です。
忙しさ=配置基準?参考にならない場合がある

ただし、看護業務がそれほど多くない療養病棟や、精神病床では配置基準はまた違ってきます。
たとえば療養病棟は20:1か25:1ですし、精神病床は10:1~20:1の間で5段階に分かれています。急性期の一般病床は7:1や10:1のところが多いのは確かですが、それは業務がそれだけ忙しいからです。
そのため、忙しすぎる職場を避けたいのであれば、配置基準にこだわるよりも、精神科や療養病棟勤務を選ぶという方法もあるのです。配置基準で転職先を選ぶときの注意点としては、そこが何科のどんな病棟かということも考慮することです。
急性期の一般病棟で、なおかつ看護師の待遇や負担を考慮するという点では、配置基準をチェックするのは有効でしょう。
