電子カルテありの看護師求人の探し方と転職の注意点

これまで使われていた紙カルテにかわって、電子カルテを導入する病院が増えています。2013年の調査では、20%を超える病院がすでに導入。400床を超える大規模病院では約70%で導入されるなど、規模によって導入の進み具合は大きく異なっています。
電子カルテの看護師のメリットとは?

電子カルテのメリットのひとつが、1人のカルテに病院内のあちこちの診療科からリアルタイムにアクセスできるということがありますので、その点を考えても大規模病院のほうが導入が進みやすいのは当然でしょう。
看護師にとっても、膨大なカルテのなかからいちいちその患者さんのカルテを探して、診察後はまた元に戻すという作業が無くなるため、業務の効率化につながります。
看護師としては電子カルテの経験をしておくべき!

紙カルテに慣れた看護師は電子カルテの導入に不安を感じる場合もあるようですが、ただでさえ忙しい看護師業務の効率化につながる電子カルテは、利用した経験があったり、IT系に抵抗がなかったりする看護師には人気です。転職先の条件に電子カルテが導入済みかどうかをあげる看護師も少なくありません。
特に今後は電子カルテがますます普及することが予想されるため、経験しておくのもよいでしょう。
電子カルテ導入の病院を効率よく探す方法

最近では、看護師求人サイトの施設情報欄に、電子カルテの導入の有無を記載する欄もあるなど、求職者向けに電子カルテ導入をアピールする場も増えています。
サイトによっては、転職候補先を絞り込むための検索項目に「電子カルテあり」がある場合もあるので、探し方も簡単です。もちろん看護師転職サイトに登録した場合は、担当コンサルタントに現在の導入状況と、今後の予定などについてもしっかり質問しておきましょう。
電子カルテ導入病院へ看護師転職する注意点!

注意点としては、電子カルテと言ってもシステム会社によってかなり違いがある場合があることです。
経験があっても、転職前の病院のシステムとはかなり違ってやりづらかったという人もいますので、できれば面接や担当コンサルタントを話すときに、どんな電子カルテを使っているのかということも確認しておくとよいでしょう。
