CCU(冠疾患集中治療室)の看護師求人を探す3つの注意点

CCU(冠疾患集中治療室)はICUと同様に、ハードな職場であることをまず認識しておきましょう。
面接では仕事のハードさよりも、やりがいとスキルアップを望んでCCU(冠疾患集中治療室)への看護師転職を希望したことを伝えるのがポイントです。
CCU(冠疾患集中治療室)への看護師転職のコツ

近年、ICUは専門化が進んでいます。CCUもその一つで、主に冠状動脈疾患を中心とする、循環器系の重篤患者のクリティカルケアを行う集中治療病棟です。ICUが治療科の垣根をこえた重篤患者を扱うのに対し、CCUではより専門的なケアを行います。専門性の高さが特徴ですから、循環器系疾患に関する専門的知識の習得に意欲的であることや、集中治療における看護師の役割を認識していることをアピールしましょう。

集中治療の基本はチーム医療ですから、チームワークを乱さないことが大切です。チーム医療では、看護師は患者さんの代弁者であることが求められます。患者さんの様子をしっかりと観察し、他職種の人に迅速かつ正確に伝えることが大切です。
チームが円滑に動くためのキーパーソンである自覚を持っていることを、面接官に伝えるのも有効です。
CCU(冠疾患集中治療室)の看護師転職メリット

CCU(冠疾患集中治療室)に看護師転職をするメリットは、一般病棟では身につかない、専門性の高い看護師スキルが格段にアップすることです。
医療技術は日進月歩ですから、からだへの負担の少ない低侵襲の手術が増えてきました。とはいっても、命の要である心臓手術は、低侵襲手術であっても患者さんに大きな負担を与えることが多く、手術後に容体が急変することもあります。このために医師だけでなく、看護師にも専門的な知識に裏付けられた的確な判断が求められます。
認定看護師のステップも考えることが可能!

専門性の高いスキルを伸ばし、リーダーとしての役割を果たすために、集中ケアの認定看護師を目指す人も増えています。認定看護師を取得すると、より質の高い看護の提供ができるだけでなく、同じ職場で働く看護師のリーダーとなって、指導も任されます。目標ができると、仕事に取り組む姿勢も変わってきますし、さらに大きなやりがいが感じられるでしょう。看護師という職業を選んでよかったと実感できる、やりがいのある職場だと思います。
認定看護師にならなくても、現場での経験を積めば、自然と看護スキルは高くなりますから、次の転職にも有利になり、活躍の場が広がるのがメリットです。
CCU(冠疾患集中治療室)の看護師転職デメリット

CCU(冠疾患集中治療室)に看護師転職をするデメリットは、激務なので常にストレスにさらされることです。夜勤も一般病棟に比べると多くなります。肉体的にも精神的にもハードな職場ですから、しっかりと自己管理ができる人でないと、負担に押しつぶされて、また転職を考える……という事態になるかものしれません。
循環器系疾患の専門知識が少ない人にも、あまりおすすめできない職場です。CCUでの勤務は死亡率の高い心筋梗塞など、循環器系の重篤な患者のクリティカルケアを行います。不整脈の種類がわかる、心電図が読めるなど、専門知識がないと務まりにくい職場です。
プライベートの時間が無くなりやすい

プライベートな時間が少なくなるのも、デメリットです。常に最新知識を身に付けておく必要があるので、勉強会へも積極的に参加しなければいけませんし、本を読むなどして自分から進んで知識を吸収する必要もあります。
せっかくの休日も、仕事に関する勉強に費やさなければならない場合もあるでしょう。激務なのに十分な休養がとれないと、仕事に支障を来す恐れがありますから、転職先の情報を十分に集めて、少しでも働きやすそうなところに応募しましょう。
CCU(冠疾患集中治療室)の看護師求人を探す注意点

CCU(冠疾患集中治療室)の看護師求人を探すときの注意点は、スキルアップができることと、激務であることがポイントになります。
CCU(冠疾患集中治療室)の仕事は、命が危機にある患者さんのケアですから、肉体的にも精神的にもハードです。少しでも働きやすい環境の病院を探すことをおすすめします。

CCU(冠疾患集中治療室)は医療ミスを失くすために、アメニティを含め、病室、ナースステーションなどの設備は快適に設計されていますから、働く環境は清潔で問題がないでしょう。
しかし、疲れたからだで通勤するので、交通の便がいい所にあることも大切です。また、勤務システムや有給制度もしっかりとチェックして、休日にはしっかりと休養が取れるかどうかもしっかりとチェックしましょう。
専門性の高い職場ですから、救急看護の認定看護師など、資格取得に協力的な病院を探すと確実なスキルアップが期待できます。スキルアップ支援制度があるかどうかもチェックしておきましょう。
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