看護師が退職するための7つの流れ

退職しようと思っても、自分の都合ですぐに退職できるわけではありません。
退職しようと思ってから実際に退職に至るまでの7つの流れです。

退職の意思を伝える

退職の意思は、最初に直属の上司へ伝えます。口頭で構いませんので、いつ頃に退職したいということを伝えましょう。先に同僚などに伝えてから噂で上司の耳に入るというのはマナー違反ですし、上司もいい気分がしませんから退職がスムーズに進まない場合もあります。

引き止め対策

勤務先の状況にもよりますが、看護師不足に悩む病院の場合は特に引き止めにあう確率は高くなります。退職時期を引き延ばされたりしないためにも、退職理由として相手を納得させるような理由を準備しておきましょう。
家庭の事情など、仕方のない理由を提示することが大切で、人間関係の問題などマイナスの原因は伝えないほうがベターです。

退職届を出す

退職日が決まったら、退職届を提出します。退職届は、一般的なフォーマット通りのもので大丈夫です。勤務先によって決まった書式があれば従いましょう。できるだけパソコンなどではなく手描きで丁寧に書いたものを用意します。

引継ぎをする

いよいよいつ退職するかが明確になったら、同僚や後任の看護師に業務の引き継ぎを行います。必要な引継ぎが期限内に終わるように、自分で予定を立てながら引継ぎを進めていきましょう。引継ぎが不十分だと円満な退職が難しくなることもあるので、引継ぎはしっかりおこない、必要があればマニュアルを作成するなどして、退職後も勤務先の人が困らないようにしておきます。

職場に返却するものを確認する

普段使っているものの中には、退職の際に勤務先に返却するべきものがあります。制服などのほか、ネームプレートや、IDカードなどもすべて返却です。また、健康保険証も返却になるので注意しましょう。その他、勤務先によって返却するものは異なるので、早めに上司や事務担当に確認して、直前に焦ることのないように準備しておきましょう。

受け取る書類などを確認する

退職の際に受け取る書類の中には、新しい勤務先に提出しなければならないものもあります。雇用保険被保険者証や年金手帳などの大切な書類もあるので、必ず確認しましょう。源泉徴収票は転職先に提出するほか、税金の申告時に必要な場合もあります。

職場に私物を残さない

退職日にすべての手続きが終了したらいよいよ退職です。私物を残さないように注意し、お世話になった人たちに挨拶をして退職しましょう。


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■看護師の円満退職の方法と準備

‣看護師は退職金もらえるの?相場と平均を知っておきたい5つのポイント
看護師の退職金がいくらもらえるか?という点ですが退職金が出る病院と出ない病院があります。
