看護師の退職時に必ず受け取る4つのもの

看護師として病院や企業などを退職した際には必ず受け取りたいものがいくつかあります。
まれにですが、黙っているとくれない病院もあるので、退職日に用意できなくても、必ず郵送などでいつ貰えるかなどを確認しておくことが重要になります。

雇用保険被保険者証

病院や会社の職員として雇用されている場合に発行される書類です。
これは、厚生労働省が雇用保険に加入していることを証明する大切なものです。
正職員だけではなく、一定の条件を満たしている非常勤看護師(パート・アルバイト)や派遣看護師なども含まれますので、貰いましょう。
(退職するときに手渡されるのが基本です。)
■雇用保険被保険者証の利用用途

- 失業手当を貰う時に利用する
-
次の転職先等に提出する必要がある
(年金手帳といっしょに提出する)
1人につき1枚しかない書類になります。再発行なども可能ですが、手続きが面倒くさいためしっかりと貰いましょう。


離職票

離職票は病院でも企業でも郵送になる場合が多いです。理由としては退職後10日以内に交付されるからです。経理や総務がない病院などは10日以上経過する場合が多く、その場合催促が必要となります。
■離職票の利用用途

-
失業手当を貰う時に必要
離職票は失業保険の失業手当(基本手当)を貰う時に必要になります。会社側は10日以内に手続きする義務があるため、必ず催促をしましょう。


年金手帳

厚生年金保険を貰うためにも、加入を証明するにも必要な手帳です。
病院によっては入職時に渡すこともあれば、自分で保管しているケースもあります。預けている場合は必ず返してもらいましょう。
■年金手帳の利用用途

-
厚生年金加入の証明
-
厚生年金受給のために必要
-
病院によっては提出義務あり
年金手帳は非常に大事な書類です。
病院に預けていてうっかり忘れていたなどが起こらないようにすることが大事です。


源泉徴収票

退職した年の翌年に確定申告をするときに必要になります。
また、その年の所得証明(年収の証明書)になりますので必ず取得しましょう。辞めた年に転職した場合は、転職先に提出する必要がありますし、転職しなかった場合は確定申告をすると、払い過ぎた税金が戻ってきます。
■源泉徴収票の利用用途

-
確定申告に必要
-
転職先に提出の義務あり
-
年収の証明書として利用
すぐに、源泉徴収票が必要になるケースは極めて低いため、「貰ったけどなくした」などのケースも多いです。なくした場合は、貰った病院に再発行を依頼しなければならないため、退職時に貰ってしっかりと保管が必要になります。

看護師専用の転職サイト、看護師求人サイトを他の病院の在職中に転職目的で利用すると、完全無料で転職の斡旋と退職のサポートまで行ってくれます。
ただ、看護師求人サイトは全国に50社以上存在しますので、「看護師が選んだ看護師求人サイト口コミランキング」を確認して、ベストな看護師求人サイトを選びましょう。
■看護師の円満退職の方法と準備

‣看護師は退職金もらえるの?相場と平均を知っておきたい5つのポイント
看護師の退職金がいくらもらえるか?という点ですが退職金が出る病院と出ない病院があります。
