看護師退職で引き止めに合わない退職理由ランキングベスト5

看護師は現在全国的に不足がちで、転職市場も売り手市場と言われています。看護師不足に悩む病院も多く、そんな病院で看護師が退職を申し出ると引き止められて希望の時期に辞めることができなかった、というケースが少なくありません。
そこで、看護師が退職するときに引き止めに合わない退職理由ランキングベスト5を紹介しましょう。

第1位「親の介護で地元に帰る」

地元に帰るのも、親の介護が必要なのも理由にはなるのですが、この二つを組み合わせた理由となると、病院としても引き止めようがありません。もちろん実家が近くの場合には使えない理由ですが、実家が遠く、しかも遠方に転職する場合には使えます。
「結婚して彼の地元に引っ越す」、「離婚して親元で子育てをする」といった理由も同様です。ただ、地元に帰らずに職員と合ってしまった時の気まずさは計り知れませんね・・・。

第2位「(ここにはない)~~科の経験を積みたい」

現状に不満があるのではなく、スキルアップを理由にする場合です。どうしてもその病院にない診療科での看護をやりたいということであれば、転職もやむを得ません。
多少は現在の病院でのやりがいをアピールされたり、説得されるかもしれませんが、意志を通しやすい理由になります。
止められる言葉としては、「この病院でもまだ学べることがある」などの止め方でしょうか。

第3位「家庭の事情」

家庭の事情と言ってしまうと非常に範囲が広いのですが、いわゆる結婚や出産、介護などによって勤務が続けられなくなるということです。
こうした理由で退職を申し出ると、たいてい勤務時間の調整などで引き留めようとする勤務先も多いので、家族の理解が得られないと言った自分以外の家族を理由にすると仕方ないと思われやすくなります。

第4位「体調不良」

体調不良なども、勤務を続けるのは難しい理由のひとつです。病院としても元気な看護師に働いてほしいという気持ちもありますし、これ以上働かせたせいで悪化されても困るでしょう。
時短勤務などで対応できないか打診されるかもしれませんが、そこはしっかり断ることも必要。通院先に診断書を書いてもらっておくと、さらに辞めやすくなります。

第5位「看護師を辞める」

看護師を辞めて別の仕事をやることになった、というのであれば、勤務先も引き止めるのは難しくなります。たとえば、家業を継ぐことになったとか、夫の事業を手伝うことになったなど、別の仕事をやる必要に迫られたのであれば辞めるのも仕方ないでしょう。
中には看護師を辞めて普通の会社に就職する人もいますから、看護師免許を取って看護師になったからと言って、必ずしも看護師に転職する必要はないのです。


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■看護師の円満退職の方法と準備

‣看護師は退職金もらえるの?相場と平均を知っておきたい5つのポイント
看護師の退職金がいくらもらえるか?という点ですが退職金が出る病院と出ない病院があります。
