総合病院に看護師転職を行うメリット・デメリット

総合病院は複数の診療科目が集まっている病院になります。病床数は200以上ある総合病院がほとんどになります。総合病院に転職される看護師はキャリアステップなどを考えて行う方が多い傾向にあります。
■総合病院に転職するメリット

①幅広い医療知識を身に着けることが可能
キャリアステップで利用する看護師が多い理由の1つです。総合病院で診療科目が混在しているため、ある程度幅広い知識が普段の仕事を行うだけでも身に付きます。産科に入って将来は助産師!などのステップをイメージして転職される方も多いです。
②色々な病気を学ぶことができる
こちらも総合病院ならではですね。診療科目が多いのでさまざまな病気などを学ぶことが可能になります。
③高給与または安定している
高給与の求人は総合病院に多い傾向があります。そのため総合病院と診療所で働く方の年収などを比べると差があります。病院もしっかりと経営しているところも多く、診療所や一般病院よりは安定しているといえます。
④教育プログラムや研修会、勉強会などがしっかりしている。
新人やブランクがある方、またキャリアアップをしたい方も安心して学ぶことができる福利厚生が充実している総合病院は多いです。
⑤転職する際に選ぶことができる求人数
総合病院を希望する場合は、どのエリアでも選ぶことが可能です。一番多い看護師求人が総合病院になります。そのため、給与、待遇、福利厚生などは他の病院に負けないように争ってくれるので、結果良い条件になるケースが多いです。
■総合病院に転職するデメリット

①自分の働きたい診療科に配属される場合がある
転職を行った際はある程度条件交渉ができれば、自分の働きたい診療科に転職することは可能です。その後、1年、2年・・・と働くことで他の診療科に配属されるケースもあるので注意が必要です。
②研修、勉強会の参加が義務化されるケースも
学びたい方にとっては問題ないですが、そこまで行いたくない方にとってはデメリットになります。義務化になっていなくても、「義務」のような雰囲気を持っている病院もあるので、転職の際は確認しておきたいですね。
③人が多い=女性が多い=トラブルも多い
看護師が辞める理由で一番多いのは、人間関係による転職と退職になります。大手の総合病院の場合は男性看護師もいるため女性社会とはなりにくいのですが、診療科によっては非常に人間関係に悩まされるケースも存在します。
ここの対象法は下記でお伝えをします。
■総合病院へ転職希望の方へ

ハローワーク(職安)を利用したり、ナースセンターを利用を行ったりする方もいますが、私が転職を行った経験では看護師専用転職サイトが一番になります。全国どのエリアでも利用したほうが良いです。ネットで検索して探せば色々とありますが、総合病院であればナースフルというリクルートが運営しているサイトがおすすめです。南関東エリアや都内にお住いの方で総合病院の求人を探している場合は、看護プロをお勧めします。
看護師転職サイトを利用する理由
利用する理由は、総合病院内の「人間関係」の確認と自分が行きたい希望の診療科の交渉。あとは給与の交渉に利用します。
もちろん費用は一切かからず、担当者によっては全力でサポートしてくれます。自分で交渉するのはなかなか難しいですし、自分の条件にちょっと合わないな。と思っても、助けになってくれます。