看護師は退職金もらえるの?相場と平均を知っておきたい5つのポイント

看護師退職金

「看護師の退職金がいくらもらえるか?」という点ですが、実際のところ病院(雇用側)の就業規則で決めれてしまうので、退職金が出る病院と出ない病院があります。就職したときに確認することが、まずは重要になりますが、今回は退職金の計算方法から確認していきましょう。病院によっていくつかのパターンが存在します。

【目次】

1.職金の計算方法と相場

  ●チェックしておきたい退職金の相場について

  ●勤続年数別退職金の相場詳細

2.転職時・退職時の退職金制度の考え方

  ●都会の方が退職金が高い?

  ●退職金を貰えるか貰えないかは身の振り方が変わる

3.退職金が一番貰える病院ランキング

  ★退職金1位・・・国立・公立の病院(大学病院)

  ★退職金2位・・・老人ホームや介護施設

  ★退職金3位・・・大手総合病院や企業病院

4.知っておきたい!退職金と就業規則の関係

5.退職金制度ありの看護師求人の探し方

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まずは知っておこう!退職金とは?

退職金とは、病院側が看護師の福利厚生で行っている退職金制度であり、退職した職員(看護師)に対して支払われる手当のことです。退職金とは別に退職手当、退職慰労金等と記載がある病院もあるので同じ意味になります。

また、規模の小さいクリニックや就業規則などの整備が整っていない病院は退職金制度がない場合があるので注意しましょう。病院側は働く看護師のために社外積立型の退職金制度・退職共済(中小企業退職金共済など)を利用することで退職金を準備します。

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1.退職金の計算方法と相場

退職金の計算方法と相場

看護師が病院などに勤めることでもらうことができる退職金の計算方法ですが、まず前提条件として下記の事が考えられます。

  • ①退職金制度がある病院であること
  • ②3年以上同じ病院に勤務していること

上記の該当がなければ退職金はほとんどの場合もらうことができません。退職金制度は後程詳しく説明はしますが、雇用する側(病院)に義務付けられているわけではありません。働く看護師の福利厚生の一環で儲けられているところが多いのです。さらに3年以上というのは、退職金制度を行っている病院の場合は、だいたい基本的に3年以上勤続した看護師に支払うように設定されているからです。ですので、まずは①・②に該当するか検討しましょう。

 

それでは、退職金の計算方法について確認です。こちらも病院によってパターンが違います。大きく分けて3つのパターンがあります。

 

●パターンAの場合

【基本給×勤続年数】が退職金の計算

こちらはシンプルな計算方法です。基本給が20万円で5年勤続した場合は20万円×5年間=100万円の退職金を貰うことが可能です。

 

●パターンBの場合

【勤続年数×固定金】が退職金の計算

パターンBの場合は固定金というものは、病院側が決めた金額になるのでチェックが必要になります。例えばですが、病院側が決めた固定金が10万円の場合は、10万円×5年間勤務=50万円となります。

 

●パターンCの場合

【基本給×勤続年数×功績倍率】が退職金の計算

こちらの場合が一番多く貰える計算になるはずです。功績倍率は病院側が決めるので、1を上回らないと下がってしまうので注意が必要です。どれだけ病院に貢献したか。という指標があれば良いですが、無い場合は意外とないがしろにされてしまいます。

例えばですが、基本給20万円で、5年間勤務、さらに功績倍率が1.2の場合は20万円×5年間×1.2となり120万円の退職金となります。

功績倍率によって変動しますが、一番多く貰えるのは確かですね。

 

■パターンDの場合

勤続年数で病院側で【金額を定めている】

退職金制度を病院側が決めるという一例でしょう。勤続年数に応じて退職金が決められています。様々ありますが、下記のようなケースが存在します。

・勤続年数10年=200万円、20年=200万円などのケース

・勤続年数10年×基本給×30%などのケース

上記のような事例の退職金制度が存在します。

 

ポイント

以上のように退職金の算出方法は病院によって異なりますので、どのパターンなのかをしっかりと確認しましょう。

また、「正職員で入った方が良い」と良く転職の際に言われるケースがありますが、このような福利厚生である退職金制度を受けることができるのは、正職員だけになります。(派遣看護師や非常勤看護師・アルバイト、パートは退職金制度に該当していない病院が圧倒的多数です。)

●チェックしておきたい退職金の相場について

看護師の退職金の相場は病院の経営状況や勤続期間などで変動しますが、下記が国立病院ではたらく看護師平均の退職金一覧です。

勤続年数  看護師の平均退職金額 
10年 約400万円
20年 約1,374万円
30年 約3,427万円
 35年以上  約3,920万円

看護師の退職金が「3,000万円以上ある!」と噂されますが、勤続年数が35年以上働いた看護師は定年まで働くと3,000万円以上至急されるのは事実です。また、ここでは10年刻みですが、医療業界では約3年以上勤続して病院に勤めた場合に退職金が支給されることが多いようです。


国立病院は良いですね~。一般の病院は就業規則によって大きく違うのでチェックしておきましょう。

●勤続年数別退職金の相場詳細

退職金を確認する看護師の方は10年以上働いた方より、3年、4年務めた方が辞めるかどうか悩む1つとして退職金制度があります。もう1年働いた方が退職金を多く貰えるのではないか、という風に考えるわけですね。3年、4年、5年目の退職金の金額平均を比較してみましょう。

 

勤続年数  会社員の退職金   看護師の平均退職金 
3年 0円~10万円 0円~30万円
4年 39万円 30万~50万円
5年 50万円 50万~100万円

退職金がしっかりと出る病院であれば、3年務めたのであれば4年。4年務めたのであれば、5年と年数を重ねるたびに、退職金の金額がアップしていることがわかります。

勤続年数満3年は退職金が出る年になりますので、病院によっては0円(貰えない)ことがあるので注意しましょう。

 

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2.転職時・退職時の退職金制度の考え方

退職金制度の考え方

看護師として病院を変更するなどの転職を考えるときがあります。その際に、退職金制度がありの看護師求人を選ぶ看護師が多くいます。退職金制度自体はついていた方が良いですが、その他の福利厚生面や給与面の比較を忘れがちです。退職金だけに目がいかず、求人をしっかりと比較することが重要になります。

「退職金制度がありの求人を選ぶ必要はない?」という意見も実際にあります。転職を繰り返している看護師はその場にいても3年~4年になります。退職金制度は3年以上勤務した看護師に支払われるのが通常ですが、3年・4年程度であれば大きな金額を貰うことはできません。そのため退職金制度が整って給与が安い病院と、退職金制度は有りませんが、給与が高い病院では、転職を繰り返すイメージの看護師は”給与が高い病院”を選びます。

 

●都会の方が退職金が高い?

全ての病院の退職金制度の統計を取ったわけではありませんが、都会の方が看護師の退職金は高いというデータが一部あります。各都道府県内でも、市内と群などの過疎地では給与も違うのと同様で、退職金の計算式も低くなってしまう傾向があります。

退職金だけで考えると、関東であればなるべく都心に近い場所や、地方であればなるべく県庁所在地にある病院に勤める方が退職金が高いと言えるでしょう。

 

●退職金を貰えるか貰えないかは身の振り方が変わる

当たり前のことですが、退職後や転職を考えて辞めるときに、退職金を貰えるか、貰えないかで、今後の身の振り方が変わります。もちろん退職金は貰えた方が良いですが、貰えない場合はすぐに再就職先の病院を見つけなければなりませんし、かなりの金額をもらえた場合、1年間ぐらいは生活が可能になります。3000万円以上も貰えたら良いですが、皆がそういうわけにはいきませんよね。

 

現在退職金制度がない病院に勤めている方は、退職金がある病院への転職を考えても良いと思います。退職金制度がある病院の場合は5年10年と働いた段階で自分がいくら貰えるのかを計算しておくと、日々の環境や仕事の変化に対応しやすくなると言えます。

 

当サイトで紹介しております、看護師求人サイトの専任コンサルタントはそのような相談も受け付けてくれますので、ご不安で転職を悩まれている方は一度相談しても良いと思います。情報収集は転職をする上でも、看護師の仕事を続けていく上でも大事になります。

 

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3.退職金が一番貰える病院ランキング

 退職金が一番貰える病院

退職金が一番貰える病院ランキングですが、あくまでも平均になりますので、転職をする場合は看護師専用の転職サイトを利用して退職金制度以外もしっかりと考えて利用することが一番になります。

 

★退職金1位・・・国立・公立の病院(大学病院)

国立・公立の病院

国立病院であれば、働く看護師は公務員になります。公立病院であれば働く看護師は準公務員になります。公務員というと退職金が高いイメージが強いと思います。そのままそのイメージで間違いないでしょう。定年まで仮に看護師として働くのであれば、退職金は確実に3,000万円以上出るのが相場です。ですので転職希望者の中には国立や公立の病院を希望する看護師も多いです。子供がいる看護師の方でも福利厚生面がかなり充実していることから、転職希望先に入れる方も多いのです。

シングルマザーで頑張る看護師の方であればなおさらですね。一度転職を検討しても損がない環境がそろっています。


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★退職金2位・・・老人ホームや介護施設

老人ホームや介護施設

有料老人ホームや高齢者向けの介護施設の看護師も退職金が多いと言われています。これは、介護の度合いが限りなく少ない高級の老人ホームに勤める看護師に限定されていると思ってください。

少し裕福な高齢者が入る老人ホームは経営も安定していますし、何より費用が高い分、看護師の給与も高く、さらには退職金も高いという内容になっています。介護施設で働く看護師は特有の仕事内容になるので、お金目当てで転職を希望する方はリサーチしてみてください。


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★退職金3位・・・大手総合病院や企業病院

大手総合病院

退職金が次に多いのは、看護師なら誰でも知っている町の大手総合病院やNTTなどが運営している企業病院になります。

企業病院のメリットは、会社員と同じ福利厚生を受けることができることになります。だからこそ、福利厚生の中に退職金制度の優遇があるわけです。大手の総合病院は経営が安定していることが多く、一所懸命働いた看護師への報酬として退職金が充実しているケースが多いです。

しっかりと勤続して働くことで1,000万円~3,000万円は堅いと言えます。


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4.知っておきたい!退職金と就業規則の関係

退職金と就業規則

先ほどから退職金は病院(雇用側)によって異なるとお伝えしていますが、それは退職金と就業規則との間に関係にがあります。「就業規則って?」っと思った方は下記を確認してみてください。

 

1.病院には就業規則がない。

→ない病院もあります。従業員数が10名を超えなければ、就業規則を作る義務はありませんが、ほとんどの場合存在します。

 

2.就業規則を知らないだけ。

基本的に、入職するときに色々サインをしていると思いますが、その中に就業規則が存在しました。

 

実際に病院の就業規則を確認してみましょう。就業規則に退職金制度について記載があります。実際に就業規則の中に退職金制度がない病院もありますし、そもそも就業規則がない場合が存在します。

現在働かれていて、「私って退職金を貰えるの?」という不安な方は是非病院お就業規則を確認してみてください。

 

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5.退職金制度ありの看護師求人の探し方

「退職金制度あり」の看護師求人はインターネット上で探すこともできますし、ハローワークやナースセンターなどの公的機関でも求人台帳に記載があります。


ただ、退職金制度の計算方法や、実際に勤めた看護師が実際にいくら貰えるのか?という明確なものはありません


だからこそ、看護師求人サイトの専任のコンサルタントに病院内部の情報を求めるわけです。求人を探す場合の鉄則ですが、どの媒体を利用して求人を探しても良く、転職は可能です。ただ、情報の質と情報量をしっかりと持って看護師求人を探してみてください。


また、退職金が高くでる、国立病院、公立病院などの大学病院求人は、看護師専用の求人サイトを利用しながら情報収集するのがお勧めです。

 

看護師専用の転職求人サイトはほとんどがコンサルト(担当者)がつきますので、しっかりと聞いておきましょう!!

 

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コメント: 7
  • #1

    鈴木 (金曜日, 17 4月 2015 20:28)

    平均で、あほか?そんなにもらえるわけないやんけ

  • #2

    山田 (火曜日, 16 2月 2016 00:19)

    ホントにナース?
    うちの母さんも看護師で準公務員、看護部長だったけど退職金余裕で3000万ごえだよ。まぁ私が産まれる前、付属の学校で看護師免許取得してからずっとだから当たり前だけど…
    そして私も看護師だけど、そんなにもらえるか馬鹿とは思わないけどな。

  • #3

    吉田 (金曜日, 15 4月 2016 00:32)

    地方の個人病院じゃ200~300万程度でしょ。
    貰えるだけマシだけど老後が心配。

  • #4

    田中 (金曜日, 22 4月 2016 12:27)

    個人病院の中には退職金は25年勤め上げないともらえないところもあるそうだよ。
    友人の務める病院がそうで、24年で辞めると退職金0円。
    でもまず25年超えて働く人はいないそう。
    それまでに退職に追い込まれる。

  • #5

    なな (土曜日, 17 12月 2016 15:27)

    バブル期働いてました。9年。
    ココの例の固定額×9程度でした。(地方公務員、夜勤や救急にもいました)
    何千万もでるわけないじゃない?信用できるのかしら??

  • #6

    ゆい (金曜日, 28 4月 2017 23:20)

    9年
    うち2年は産休育休
    退職金在席年数はなぜか7.5で、
    基本給×8.05でほぼ200万でました。
    予想越えていたので、とりあえず満足。
    でも老後心配だから、次はもっと長く、定年まで働けるところで働いていたい…

  • #7

    まぁ (水曜日, 17 5月 2017 13:35)

    国立病院での30年越えの退職金は 3000万。
    妥当です。
    ちなみに 『看護師』でなく『厚生技官』と 呼ばれます。