特定看護師になるためには?

特定看護師

欧米においては、万が一の緊急時には、看護師でも医師の指示を待たずに適切な処置や治療を行うことが法律で認められています

 

看護師なら誰でもできるというわけではありませんが、ナースプラクティショナーという資格を持っている看護師なら、医師の指示がなくても適切な医療行為を行うことで、医師にかかる負担を軽減したり、一人でも多くの患者をスピーディにケアすることができます。

 

【目次】

1.日本では看護師が指示なく処置は行えない

2.特定看護師と資格制度ついて

3.特定看護師のニーズや必要性

4.特定行為に係る看護師の研修制度について

5.特定看護師資格のまとめ

 

このページでは特定看護師になるためには、現在でどのようなことが必要なのか特定看護師の資格制度について記載しています。

 

1.日本では看護師が指示なく処置は行えない

看護師が指示なく処置は行えない

欧米とは違い日本では、看護師は正看護師と言っても医師の具体的な指示がなければ処置を行うことは認められていません。そのため、医療が必要な現場においては、医師にかかる負担が大きくなりすぎてしまうというデメリットが発生してしまいます。

 

もっとスムーズに患者をケアできる医療チームを目指して立ち上げられたのが、特定看護師という資格なのですが、まだ実現しているわけではなく、検討段階という状態の資格ですが、看護師にとってはキャリアアップの可能性が大いに期待できる資格になるのでは、と期待が高まっています。

 

2.特定看護師と資格制度ついて

看護師の役割拡大

特定看護師とは、現在厚生労働省などにより資格化が検討されている医療従事者のことをいいます。

 

近年は高齢化などが要因となり、医師の肉体的、精神的負担が大変大きなものとなっています。


そういった中で、医師の負担を軽減するために看護師にも一定の医療行為をできるようにすることが患者さんに対して安心、安全な医療を提供できるのではないかということで、その資格化が検討されています

 

特定看護師の資格取得前の条件について

格取得前の条件

では特定看護師になるにはどういった条件が必要かが問題になりますが、現在は資格化が検討されている段階ですのでまだ明確にはなっていません。が以下仮での資格取得のための条件が定められています。


日本看護協会看護研修学校による「特定看護師(仮称)養成調査試行事業実施課程」の申請にあたっては、以下の通りです。


  • 日本看護協会が認定する該当分野の認定看護師の資格を保有すること
  • 認定看護師の資格取得後5年以上の実務経験があること
  • 該当分野の認定看護師としての実践を積んでいること
  • 所属施設の承認を得て研修に参加できること
  • 身分が保証されていること


などが条件となっていますので、参考にしておきましょう。

まだ、認定看護師の資格


特定看護師が資格化された場合の看護師の役割について

看護師の役割について

特定看護師が資格化されると看護師の役割は広がるのでしょうか、狭まるのでしょうか。

前述の通り、特定看護師は医師の負担を軽減するために看護師に任せられる医療は任せようというものです。看護師にとっては、今までやっていた業務にプラスアルファでさらに専門的な医療行為などもその役割となりますので、看護師の役割は広がるといえるでしょう

 

高齢化により今後ますます医療を必要とする人が増えると予想される中、看護師、特定看護師の重要性が増すことは間違いないでしょう。

 

3.特定看護師のニーズや必要性

特定看護師のニーズや必要性

特定看護師のニーズは以前から検討されていました。忙しい病院の中で、医師がいなければ看護師がすぐにできる処置でも行うことができない事は救命医療の現場においては大きな問題だったようです。

 

看護師ができる業務は、あらかじめ認められている範疇の中で機転を利かせて処置を行えるような医療体制にできないものかと考えられて誕生したのが、この特定看護師という資格です。

 

特定行為の必要性は看護師だけではない

必要性は看護師だけではない

本来与えられている職務の枠を超えたサポートを行えるようにしようというこの資格は、看護師だけではなく、薬剤師や臨床検査技師、そして理学療法士などにも適用されることが検討されていて、実際に実現されれば急性医療の現場では、飛躍的にスムーズで時間短縮されたケアが行えるようになるようです。

 

特定看護師資格実現前に看護師にできること

特定看護師資格実現前に看護師にできること

まだ実現されていないこの資格を、実現されたらすぐに目指したいという意気込みのある看護師は、今はどんな職務に励んでいればよいのでしょうか?


看護師の枠を超えて医師の医療行為に近いケアをすることもあり、この資格を取得するためには、まず認定看護師の資格を取得していることが最低条件となります


認定看護師の資格を取得した後、5年間の経験があれば、特定看護師の資格を取得する資格を得ることができる見込みです。


認定看護師の資格取得でもかなりハードルが高いので、さらに高いハードルとなってしまいますが、キャリアアップを目指している看護師にとっては、さらに目指すステップが増えたということで、モチベーションもアップするのではないでしょうか。

 

4.特定行為に係る看護師の研修制度について

特定行為に係る看護師の研修制度

看護師は特定行為と呼ばれることを行うこともあるのですが、以前はこれについて研修制度が導入されていることは無く、特定行為を指導して貰って出来るようになればいいとされていました。

 

しかし万全を期すため、2015年より導入されることが決定し、看護師は特定行為に関して研修を受けることとなりました。正しい手順で行えるようにするだけでなく、間違った治療を行わないためにも、適切な方法を研修で知らなければなりません。

  

特定行為に係わる看護師の研修制度

特定行為に係わる看護師の研修制度

特定行為と呼ばれている方法はかなり多くなっており、今後の在宅医療で使うことになるだろうと思われる要素が該当しています。


今後在宅医療という方面で仕事を考えている方や、まだ特定行為について十分な理解を持っていないのであれば、こうした研修を受けて全てを理解しておく必要があります。

看護師の特定行為研修に関しては日本看護協会の「特定行為に係る看護師の研修制度とは」を確認していただくのが一番スムーズです。


間違った方法で患者を死に至らしめることは絶対に駄目で、簡単だからという理由で、間違った方法を利用しないように気を付けなければなりません。

 

看護師の方全員に特定行為研修を受けてほしい

特定行為研修を受けてほしい

多くは医師の指示によって行われることを、特定行為と呼ぶことになります。指示を受けてこうして欲しいとされることについて、これからは研修をしっかり受けなければ駄目だと思ってください。


また看護師の方で、慣れていたとしても間違った方法を行わないためにも、特定行為に関する研修はしっかり受けることとなります。今後色々な方向で活躍したい場合は、必ず受けて正しい知識を持っておくことと、実際に行う際に間違いが無いように実習もしていくことも大事です。

 

5.特定看護師資格のまとめ

特定看護師資格のまとめ

まだ認定看護師の資格を取得していない人は、将来の特定看護師資格に向けて、これから認定看護師の資格取得を目指して努力することが必要です


大規模な総合病院や大学病院の中には、看護師のキャリアアップをサポートする制度が完備されている病院も多く、病院から派遣という形で学校に通学させてもらえる職場なども少なくありません。


ぜひ職場でチェックしてみてください。また認定看護師については「認定看護師へ看護師の資格でキャリアアップ」で詳しく説明しています。

 

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ポイント

認定看護師資格については支援している病院や補助金制度を行っている病院などが存在し、キャリアアップのために転職する看護師も多いのです。


転職には看護師転職サイトの利用をお勧めしますが、看護師求人サイトは全国に50社以上存在しています。良い看護師サイトもあれば、悪徳な看護師サイトもありますので、「看護師が選んだ看護師求人サイト口コミランキング」をチェックすることと、必ず3社以上の複数登録をすることが、転職成功の秘訣です。

 

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