
転職回数が多い人、職歴が短い人、職種転換を考えている人、転職には様々な人がいます。しかしどのような人でも、必ず看護師の仕事に結び付く、「売り」があるはずです。
これまでの経験が生かされない仕事などありません。自分の仕事を一度振り返って、自分がやって来た実績を、語れるようにしておくことが転職に当って最重要な要素となります。
そうした自分のキャリアを転職先に、認識してもらうことが大切です。それが応募書類の目的なのです。仕事を通じて自分の生き方を語るのが「職務経歴書」「履歴書」です。
このページでは看護師転職で内定を取りにいく応募書類の極意について説明していきます。
まずは履歴書を見る採用担当の気持ちを知ろう

看護師転職は非常に簡単に転職できる業界です。3つの病院の面接に行けば、転職回数が多くても2つは内定が出たります。
ただ、人気の転職先や人気の病院などは、応募者が殺到するため面接までいかず、書類選考で落ちる場合が多いです。そのため志望する病院等に書類を送っても、面接に進むかどうか分かりません。人気の転職先、人気の病院は書類選考で、消えてしまうことは日常茶飯事のことです。一般的な履歴書の注意点は以下の通りです。一通りチェックしておきましょう。
一般的な履歴書の注意点

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丁寧な字を心がけます。
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パソコン使用の場合は、誤字、脱字に十分気を付けましょう。
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間違ったら修正液は使わず、別な用紙に書き直しましょう
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西暦と年号は混在させず統一します
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学歴の記載は高校卒業から書きましょう。
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原則として、趣味や、特技など空欄は作らないことが肝心です。
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志望動機としては、「御社の将来性・・・」などありきたりな表現は使わず、自分の考えや思いをきちんと書きましょう。
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記入内容は住所など省略しないで、必ず記入する方が良いでしょう。
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名前の欄に、「ふりがな」と書いてあればふりがなで、「フリガナ」とあれば、フリガナを
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職歴欄には、これまで勤務した会社の入社・退社を年代別にもれなく記入し、業務内容なども書き添えることが大事です。
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写真は、スピード写真などでなく、写真店で、撮影したふさわしい服装をしたものがベターでしょう。
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なお指定サイズにカットしたもので、必ず裏面に油性ペンで、名前を書くことも忘れてはなりません。
上記が一般的な履歴書の注意点です。このページでお伝えしたいのはこちらではありません。(もっと詳細を確認したい方は「看護師転職の履歴書(送付状)について」をチェックしてみてください。)
では、採用担当者は履歴書の一体何を見るのでしょう。
書類の書き方や文章表現が適切かどうか

誤字、脱字、記載漏れなどの初歩的ミスは論外です。
「必要な情報が項目ごとに的確に述べられているか」「文章が丁寧にわかりやすく整理されているか」文章表現に具体性があるか」などを重要視してみるでしょう。
書類に真摯な熱意や意欲が感じられるか

入社への熱意、希望職種への意欲といったものを書類から読み取ってもらうような書き方が望ましいでしょう。
アピールポイントがイマイチはっきりしない、志望動機も一般的な書き方、入社したいと言う想いだけで書くとこうした文章になり、採用担当者から「つまらない」印象を受けるでしょう。
転職を繰り返していないか

採用側は、どのような職種でも定着性のない人を敬遠します。
転職回数は重要なチェックポイントになるでしょう。
採用担当者の受ける印象はどうしても「何か問題のある人ではないのか」と疑ってかかるケースが多いようです。
回数の多い転職者はこれを避けるためには、明確な転職理由を前向きに表現し、その熱意を応募書類に書くとよいでしょう。
応募書類に書いてあることに矛盾はないか

特に職務経歴書で言えることですが、職歴と退職理由、志望理由などの欄がありますが、それらが一つの流れになってなく、言っていることがバラバラバの場合があります。
また書類としての信頼性は全くなく、低い評価につながるでしょう。
書類からあなたを判断する、採用担当者の目を引く魅力的な書類を提出して欲しいものです。
採用担当が見る職務経歴は大事

看護師転職にとって、専門性と即戦力を的確に、伝えることができる役割を持つ職務経歴書は、転職の最重要事項になります。
書式は自由ですから、アピールすべきプラス材料を充分に盛り込み、採用担当者の「この転職希望者は、当院にとって貢献できる人材か」という点に強くアピールすることが必要となります。
職務経歴を重視する病院が増えてきている

最近の傾向として履歴書に加えて、職務経歴書を重要視する病院が増えてきたのは確かです。
当然転職は、即戦力を求めるわけですので、応募者の経験や実績はどの程度か、採用した場合どのくらい貢献してくれるか、を面接に先立って判断したいと考えているのでしょう。
キャリアをアピールするための絶好の場

職務経歴書は、履歴書と違って、あくまでも仕事に的を絞った応募書類で、いわば”財産”ともいうべき、キャリアや能力を効果的にアピールする絶好の場であります。
転職希望者は、だからと言って、何でもやみくもに書いたのでは効果はありません。病院側が興味を示さないものを、いくら書いても意味はありません。大切なのは、病院側が、興味を示すものにポイントを絞り、それをさらにクローズアップしてアピールして行かねばなりません。
職務経歴書のサンプル
20●●年●月~20●●年●月
●●大学病院 ・病棟看護委業務全般
・食事介助け、排泄介などの日常生活支援 ・緊急時の対応 ・プリセプター業務、チームリーダー業務
【学んだこと】 患者様の入院から退院までを担当し、一般的な看護業務を行いながら、看護の基礎知識を学びました。患者様への対応や処置、患者様のご家族への接し方などを看護師同士で情報共有することを積極的に取り組み、コミュニケーション能力も高めることができました。
また3年間の勤務中でプリセプター業務、チームリーダー業務を行ったことでチーム医療の大切さも学べました。
20●●年7月 一身上の都合により退職 |
上記のような形で職務経歴については、行ったことを箇条書きにしながら、「学んだこと」を記載していきます。


看護師の転職活動では履歴書は必ず必要です。自分に自信がない場合は看護師求人サイトを利用して、担当のコンサルタントに必ずチェックしてもらいましょう。面接時や応募時での通過率が必ず上がります。
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