
潜在看護師は年々増加傾向にあります。しかし潜在看護師の中にもチャンスがあれば復帰したい、そしてまた臨床で働きたいと願っている人もいるのです。
しかしながら求人で見るシフトや残業、また休日の条件などがあわず断念するという人も少なくありません。では潜在看護師が復職をしやすい職場とは、どんなところでしょうか。勤務形態・職場環境といった二つの視点から見ていきましょう。
1.潜在看護師が働きやすい勤務形態

潜在看護師の中には、子育てと仕事を両立しながら働く必要がある人も多いでしょう。その場合は、両立できる勤務形態について考えていかなければなりません。
特に小さいお子さんがいるようであれば、夜勤をこなすことは難しいでしょう。そのために日勤だけを希望して復職したいという潜在看護師も多いです。それに適した勤務先は大きな病院であると外来、また入院施設のない個人病院やクリニックというところもあります。日勤だけの勤務であると保育所などに預けて働くことが出来るので、潜在看護師も働きやすいのではないでしょうか。
勤務形態だけではなく勤務時間も要確認

個人病院やクリニックの場合、午前と午後の外来の間が空いていて、午後の診療が終了するのが、19時というところもあります。
そうなると勤務時間は日勤帯ですが、拘束時間は長くなり子育てに影響が出る場合もありますね。そのために勤務形態だけでなく、勤務時間の確認も大切です。
潜在看護師必見の短時間正職員制度について

最近は時短勤務制度を採用している病院も増えています。これは子育て中の看護師などが病院で働くために時間を短縮して働く制度なのです。
これを利用することが出来ると外来や個人病院だけでなく、病棟などで働くことが出来る可能性も広がります。子の制度を導入している病院は比較的大きな病院が多いので、求人で良い病院を見つけたら問い合わせてみるといいでしょう。
まずはパート看護師として復職してみる

神経を使う事が多い看護師の仕事でもありますので、最初から無理をして正社員として働くよりも、パートとして働くようにして徐々に体を慣らしてくのも良いでしょう。体が慣れて仕事も覚えてきたのであれば、その時に正社員として働くことが出来るかを聞いてみることも出来ます。
正社員の方が稼ぎがいいのは当然ではありますが、負担が多いのも確かです。家に帰ってから何も家事をこなさなくてもよく、自分一人で生活をしているのであれば正社員でもいいかもしれませんが、家族の事を考えるのであれば、まずはパートを選ぶべきです。
家族に負担をかけたり、家族に八つ当たりをしないためにも、最初から長時間を働くのではなく、短時間から働くようにしてじっくり仕事を教えらも鵜ようにしておけば、自分の実力も自然と伴ってくることになるでしょう。
キャリアアップをしたい人は短時間正職員がオススメ

短時間正職員制度を利用できるには制限を設けている場合もあります。ある程度子どもが大きくなったら時短制度を利用できないこともあるので、あらかじめ確認が必要です。
しかし、復職をして看護師の技術を磨きたい、スキルアップをしたいという潜在看護師にとっては嬉しい制度であり、働きやすい勤務形態です。そのために考えてみるといいでしょう。
2.潜在看護師が働きやすい職場環境

潜在看護師が復職をするのであれば、職場の環境というのは大事な条件となります。以前働いていた職場が、結婚や出産などを理由に退職した場合、元の職場に復職をするというのが潜在看護師にとっては最も働きやすいものといえるでしょう。
以前の職場で復職することができれば、全てを一から覚える必要はなくなります。また、働いていた時と同じメンバーがいれば、それも心強いものですし円満退職をしたというのであれば潜在看護師にとって、一番理想的な復職方法だといえます。
出戻り復職が出来ない場合はブランク歓迎の病院へ

必ずしも円満退職をしたとは限りませんし仲違いをするような形で辞めているのであれば、出戻りをすることができるにしても戻りづらいものです。仮に出戻りをすることができても、不満があって辞めた場所では逆に働きづらくなってしまうこともありますから、このようなケースの場合、以前働いていた職場に戻ることが一番いいとはなりません。
そのため、そのようなケースではブランクのある看護師でも受け入れてくれる職場を見つけることになりますが、基本的には看護師はどこも人手不足ですから、多少のブランクがあったとしても受け入れてくれるので潜在看護師からしてみれば職場探し自体は難しいものではありません。
ブランク歓迎の病院は研修制度が充実している

職場探しが難しくないからといって、そこが働きやすい環境であるかどうかということは別問題ですから、ブランクがある潜在看護師の場合は、そのブランクを埋めてくれるような研修制度などが充実している職場を選ぶことをオススメします。
ブランクのある潜在看護師に優しい職場というのは、そこで働いている人全てに優しい職場であることが多いものですから、復職の直後だけでなく、慣れてきてからも働きやすい雰囲気になっているはずです。
職場環境を知るには口コミを参考にすること

事前に職場環境を知るためには、直接面接の時に雰囲気であったりブランクのある人の扱いはどのようになっているのか訪ねてみたり、口コミといったものを参考にしてみるのも良いでしょう。
まとめ

潜在看護師としてのブランクが長い場合は、いきなりフルタイムとしてバリバリ働くのではなく、日勤帯のみの勤務形態であったり責任の軽いパートタイマーとして復職してみてもいいでしょう。
また、可能であれば以前の職場に戻ることも視野に入れていきましょう。もし、何らかの事情で出戻り復職ができない場合は、必ずブランク歓迎の病院を選び、また口コミをチェックして事前の情報収集を怠らないようにてください。


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