
「看護師の仕事は3K」とは、いたるところで言われており、正直なところ看護師自身もそれは納得せざるをえません。
しかし、看護師の仕事はそんなネガティブな面ばかりではありません。他の仕事にはない「看護師という仕事だからこその魅力」が沢山あるのです。
ここでは、多くの看護師が実感している「看護師の仕事の魅力」をご紹介します。現在、看護師の仕事に疲れきっている方は、改めてこの仕事を客観的に見る機会にしてみてください。
第3位:看護師資格1つあれば一生チャレンジし続けれる

看護師の仕事の魅力として新しいことをやろうと思ったらいくらでも見つけることができ、一生チャレンジを続けられることは看護師の仕事ならでは魅力の1つです。
もちろん、中には漫然と毎日同じような仕事を現場で行っていく看護師もいます。その仕事が重要であるのは確かであり、常に一定以上のレベルで医療や介護を施していく人がいなければ現場の医療や介護のレベルは安定しません。
しかし、必ずしも毎日同じような仕事をしながら過ごしていくだけが看護師ではありません。スキルアップやキャリアアップを考えたら無限の可能性があると言えるのです。
現場で役立つ資格が無数にある

看護師資格を持っていると看護師として働くことはできますが、更に他の資格を持つことでより幅広く現場で活躍できるようになります。
現場で役に立つスキルを獲得しようと考えたらそれに対応する資格が多数あるため、その習得を考えていくと切りがないほどです。
臨床心理士や言語療法士などの広く看護に活用できるものもあれば、呼吸ケア指導士、救急救命士、認知症ケア専門士などのより専門的な仕事に特化したものもあります。興味のあるものを選んで取得すると、今までよりも更に積極的な看護に取り組めるようになるでしょう。
資格の取得には基本的には年齢制限がありません。看護師としてより働けるようになりたいと考えたら、一生新しいことを学び続けていくことができるのです。
専門・認定看護師になってキャリアアップ!

看護師の資格として代表的なものは、やはり専門看護師と認定看護師です。がんや糖尿病などの特定の疾患に対して専門的な治療に関わる看護の専門家として活躍の機会が飛躍的に増加します。
また、こういった資格を取得すると現場では教育する側としても重宝されるようになり、現場での働き方にも大きな違いが生じるのが特徴です。
ただし、資格取得のために一定期間教育機関に通わなければならず、場合によってはその期間現場を離れなければなりません。
しかし、特に総合病院などにおいては資格の取得に伴って昇給が行われたり、その成果に応じて昇進が見込めたりするシステムができあがっているため、給与面でもキャリア面でも大きなプラスとなるチャレンジになるでしょう。
病院以外にも活躍できる場所が沢山ある

看護師として働ける場所は何も「病院」だけではありません。
地域の診療所、クリニック、企業内保健室、介護老人施設、保育園など、看護師資格が活かせる場所は沢山あり、自分が求める看護師像やライフスタイルによって働く場所も働き方も選ぶことができるのです。
もし病院看護師に「少し飽きてきたな」と感じるようなことがあれば、すぐにでも畑の違う「地域医療」の世界にチャレンジすることができるのも、幅広い分野で活躍する看護師の特権です。
第2位:医者よりも患者と近い存在になれる

医者だけでなく、他のあらゆる医療スタッフよりも近い距離にいることができるのは看護師の特権であり、魅力でもあります。
患者にとって医療現場にいる人たちの多くは雲の上の人であり、その最たるものが医者です。
そのため、医者に言われたことはそのまま飲み込んで守っていかなければならないと考えたり、医師の決定は絶対だという思いを持っていたりする患者は少なくありません。
医者に対し看護師は「親しみやすい」立場

看護師は常に患者と距離が近いところで身の回りの仕事をするのが主になります。
特に入院している人の場合には毎日様子を見に来てくれるのは看護師であり、患者にとっては親切に身の回りを見てくれて安心して接することができる相手になっていくのが一般的です。
医者も回診を行いますが、そのときには威圧感を感じてしまうことが多いのに対して、看護師だけが病室に来てくれるときは柔らかな雰囲気があって親しみやすい状況が生まれます。そのため、必然的に患者から見ると看護師は身近な存在に感じられのです。
チーム医療における貢献度は大きい

看護師が患者にとって近しい存在であるという事実はチーム医療に貢献するという意味合いでも大きな魅力になるでしょう。チーム医療の主役は他の誰でもない「患者」です。
そのため、患者の本心を引き出せてこそ「良質な医療」を提供することができるのです。そして、その本心や本音を引き出すことこそが看護師としての醍醐味でもあるわけです。
医者に対して患者の容態を伝える際にも、医者だけでは聞き出せないような情報をうまく聞き出せるのが看護師です。しばしば医師と医師の間にたって会話を成立させる役割を果たす必要が生じる現場もあります。
第1位:人と話すのが楽しい!

人と話すのが好きな人にとってもってこいなのが看護師の仕事の特徴です。看護師の基本は看護スキルとコミュニケーションにあると言っても過言ではありません。
看護師が現場に出ると最も重要になるのが患者との会話です。患者がどのように感じていて何を求めているのかをさり気なくコミュニケーションを通して理解していくことが、治療のの役にも立つのです。
患者さんの貴重な経験を聴くことができる

赤ちゃんから高齢者までを相手にすることになるのが看護師の現場です。その中には普段、普通に過ごしているだけでは出逢えない方々も沢山いるはずです。
特に高齢者の方ともなれば、過去に戦争などで大変な思いをした人や、社会において素晴らし業績をのこした人などもおり、時にはベッドサイドで彼等の貴重な経験を聴くことができるの
です。
患者さんと沢山触れ合える現場は?

患者さんと沢山コミュニケーションを取り、信頼関係を築きながら治療を行っていけるのが看護師の仕事の魅力です。
しかし、病院の忙しすぎる雰囲気に飲まれ、そのような看護師ならではの魅力を感じることができず、苦しい思いをしている看護師も少なくないはずです。
そのような看護師にオススメの職場が「整形外科病棟」と「慢性期病院(病棟)」です。まず整形外科の場合、基本的に患者さんは精神的に元気な方が多く、病棟では至るところで看護師と患者の笑い声が聞こえてきます。
また慢性期病院の場合は、急性期のような慌ただしさはないため、診療科に限らずゆったりとした雰囲気が流れており看護師自身も患者に寄り添いながらケアをすることができます。現在転職を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
まとめ

看護師を志すにあたり、人それぞれ何かしらの特別な理由があったはずです。
しかし、実際に働くと現場の忙しさに心がすさみ、「当初の志はどこへやら・・・」となってしまった人も多いでしょう。そしてついには「もう看護師の仕事なんて辞めたい!」と、思い込んでしまう人もいます。
しかし、そうなる前に少し立ち止まって看護師だからこそ得られるこの仕事の魅力を思い出してほしいです。そして、もしどうしても魅力を感じられないというのであれば、それは看護師の仕事に嫌気がさしているのではなく
「職場」に嫌気がさしてしまっているのでしょう。
本文でもお伝えした通り、看護師はこの資格1つあれば様々な面でチャレンジすることができます。そのため、ぜひ看護師の皆さんには、自分に合った環境を選び看護師としての魅力を存分に感じられる働き方をしていただきたいと思います。


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