
看護師の方の中には、自分の趣味に没頭するライフスタイルを選びたい方もいるかもしれません。仕事が命・何よりも仕事が大事、という看護師の方もいらっしゃいますが、同じだけプライベートの時間を充実させたいという人がいるのも事実です。
ここでは、趣味に時間を割きたいと思っている看護師の方が、転職時に何に気をつければいいのかについて触れていきます。
1.趣味を楽しむには時間の確保が第一優先

まず、趣味に時間を割くための転職の注意点としては、時間を確保できるかどうかを判断することが大切です。
一般的には求人広告には労働時間などが記載されているため、そこに書かれている労働時間に関する以下のような記述をきちんと確認することが必要です。
- 残業が少ない
- 日勤のみ
- オンコールなし
ひとまず上記の3点はしっかりと確認することが必要です。求人広告に書かれていても、実際は違っているということが多々あります。そのため、求人広告に書かれている記載が本当かどうか、面接時にきちんと確認することが大切です。
プライベートを充実させるためには残業がない施設選びをする

看護師の仕事は、残業が多いことでも知られています。そのため、趣味を楽しみたいなら最低でも「残業少なめ」と書いてある求人を探しましょう。求人広告には、月の平均残業時間が記載されているケースもあるので、そちらをチェックするといいでしょう。
例えば、残業は月20時間程度とあれば毎日1時間は残業する計算になります。習い事などをしている看護師の方の場合は、「1時間も残業したら習い事に間に合わない!」という人もいるでしょう。
人によっては「残業なし」の労働条件の現場がいいかもしれませんので、その場合は外来診療だけのクリニックなど、働く先の医療施設を変えるということも一つの手かもしれません。
働き方は日勤のみを選択する

趣味に時間を割きたいなら、日勤のみの仕事が一番おすすめです。シフト制で日勤夜勤をこなすこともいいですが、ライフスタイルの時間が不規則だと趣味の時間を割けないことも出てきます。
夜勤があると身体も疲れやすいですし、時間の管理も難しいです。他にも、夜勤もある病院は慌ただしく残業がある入院病棟などが多いため、時間を仕事に割かれないためにも避ける必要があります
日勤のみの求人は、最近では珍しくありませんので、日勤での勤務ができる病院を探しましょう。
オンコールはプライベート充実の大敵

オンコールは緊急時などに病院に呼び出されることですが、これがあるとなかなか自由に時間を過ごせません。
「もしかしたら、呼び出しがあるかもしれない」と思うとお酒を飲むこともできませんし、いつでも電話を気にしていなければいけません。日勤であっても夜中に呼び出されるケースもあるので、注意が必要です。
趣味は誰にも邪魔されず没頭したいものだと思いますので、仕事のことを頭の片隅に入れてすごさなければいけないのはストレスです。転職する際には、オンコールのない職場を選ぶことにしましょう。
2.看護師がプライベートを充実させやすいのはオペナース

趣味に時間を割きたいなら、手術室で働くオペナースがお勧めです。オペナースは執刀医の先生をサポートし、手術を円滑に行うための補助的な役割を果たします。
オペのシーンは普段はドラマなどでしか見ることがありませんので、なかなか「看護師=オペナース」と発想できないかもしれません。しかし、手術現場に立てる人ならオペナースは時間に余裕ができ、プライベートが充実しやすいといえます。
オペナースの勤務形態とは

勤務時間の点でオペナースの仕事を見てみると、以下のような特徴があります。
- 日勤が多い
- 土日休みのことが多い
日勤が多く土日休みが多ければ友人と一緒に出かけやすいですし、スポーツをするのが趣味な人にとっては、とてもいい働き方ができます。
入院病棟などの看護師は、日勤と夜勤を交替で行い、週末にも出勤しなければいけないなど、ワークライフバランスが乱れやすい生活を送っています。しかし、オペナースは土日に手術が入ることも少ないですし、あっても、稀に休日出勤がある程度です。
オペナースは看護師としてスキルアップできる職場

オペナースの仕事は、時間的に趣味を楽しむ余裕があります。他の仕事でもそういう働き方ができる仕事はあるかもしれませんが、オペナースのいいところは、看護師としても成長ができるということです。
手術室での仕事は、さまざまな知識や手術器具の扱い方などを学びます。そのため、その知識は他の診療科に移っても役立ちますし、看護師としてのスキルアップが期待できるのです。
大規模災害などがあった際には、看護師が総動員でケガ人などの処置に当たりますが、手術室での経験があれば、どんな状態にも動じずにスキルを発揮できるでしょう。
日勤だけの仕事を選ぶと、簡単な仕事しか任せてもらえなかったりしますが、オペナースならとても充実した業務内容で、仕事の「やりがい」を重要視するナースにもおすすめです。
手術室は人間関係のストレスが少ない

手術の現場ではチーム医療で手術を行うことが多く、スタッフみんなで一丸となって手術にあたるようです。仲間意識を持ちながら達成感を共有しながら働けるのは、オペナースの魅力と言ってもいいでしょう。
看護師はストレスを抱えているケースが多いですが、その原因の多くは人間関係やコミュニケーションによるストレスです。手術室は同僚以外の人との接触が基本的にありません。
患者も麻酔で眠らされているケースが多いので、コミュニケーションによるストレスを最低限に抑えられるのです。
まとめ

日勤や残業なしの現場で働くと、どうしても給与は下がりがちになります。簡単な雑務しかこなせない仕事もあるので、仕方がないのかもしれません。趣味を楽しむなら、費用もそれなりにかかりますよね。
思い切り趣味を楽しみたいという方は、給与額もきちんとチェックしましょう。
給与に関していうのであれば、オペナースは平均よりも高収入が得られます。同じ病院でも、手術室ナースと病棟ナースでは100万円くらいの収入差があるそうですので、これから転職先を決める方は、ぜひオペナースも検討してみてはいかがでしょうか。


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