緩和ケア看護に役立つ日本緩和医療学会の活動内容と入会方法

緩和ケア看護に役立つ日本緩和医療学会の活動内容

緩和ケアは非常にやりがいがある一方、携わる看護師にとって負担が重いのも事実です。そのため「私の看護はこれでよかったんだろうか」「もっと出来ることがあったんじゃないだ ろうか」と葛藤を抱える看護師も多いでしょう。

 

そんな看護師に役立てていただきたいのが「日本緩和医療学会」です。日本緩和医療学会では、緩和ケアに携わる医師・看護師・薬剤師 へ有用な情報を発信する他、同じような悩みを抱える医療関係者とも交流を深めることができます。

 

そこでここでは、日本緩和医療学会の概要や入会方法、また看護師が入会することで 得られるメリットについて解説していきます。

 

日本緩和医療学会の概要と活動内容について

日本緩和医療学会の概要と活動内容

日本緩和医療学会とは、緩和ケアの普及と発展を目標に掲げ、学術的研究を進めながら、その実践と教育を目指している学会のことです。

 

1996年の創立以降、国内外の学会、研究会など 諸団体と連携し、緩和医療の分野で医療福祉の発展に寄与しています。

 

主に医師・看護師で構成されている

主に医師・看護師で構成されている

日本緩和医療学会には、約5000名の会員が所属しており、そのうち約半数が医師から構成されています。次に多いのが看護師で、全体の4割近くを占めます。

 

残りが薬剤師、歯科医師、 ソーシャルワーカーなどです。緩和ケアは、医師や看護師が単独で行える医療ではなく、介護職や心理職など他職種との連携が重要です。チーム医療を行うには、日ごろから職種を超え て勉強や研修、教育など学び合える場があることが大切です。

 

医師に向け「日本緩和療学会PEACEプロジェクト」を開催

医師に向け「日本緩和療学会PEACEプロジェクト」を開催

日本緩和医療学会では、がん診療に携わるすべての医師が、緩和ケアについて基礎的な知識を習得し、患者ががんと診断された段階から適切な緩和ケアを提供できるように、「日本緩和 医療学会PEACEプロジェクト」というプログラムを立ち上げて緩和ケアの研修を実施しています。

 

それ以前から、厚生労働省などからも、がん診療に携わる医師に対して、緩和ケアについての習熟が求められていました。しかし、非常に高度な緩和ケアを実践している病院がある一方 で、がん診療拠点でありながら、がんに苦しむ患者に十分なケアを提供できていないところもありました。

 

年間4000人もの研修医が研修会に参加

そこで、日本緩和医療学会では、まず、緩和ケアの研修会に参加する医師を増やすために、がん診療の病院に勤める研修医に対し、緩和ケア研修を必須課程としました。これにより、年 間4000人もの研修医が研修会に参加しています。

 

看護師・薬剤師に対しても緩和ケアの研修を実施

看護師・薬剤師に対しても緩和ケアの研修を実施

医師と同様に看護師や薬剤師に対しても緩和ケアの研修を行い、医師だけでなくさまざまな職種が連携してこそ高度な緩和ケアが提供できることを伝えています。各種セミナーや勉強会 なども定期的に開催し、これから緩和ケアの領域を目指そうという看護師を導いています。

 

「看護師に対する緩和ケア教育テキスト」を発行

その活動の一つの成果が、日本看護協会刊の「看護師に対する緩和ケア教育テキスト」で、臨床現場における質の高いケアの手引きとなっています。

 

日本緩和医療学会への入会のポイント

日本緩和医療学会への入会のポイント

日本緩和医療学会では、当学会の活動目的に賛同し、緩和医療に関する活動、研究、教育に関心がある人であれば、どなたでも入会できます。

 

入会を希望する場合、郵送、ファックス、 オンラインのいずれかにて申込書を提出し、所定の年会費を支払えば入会が完了します。

 

公式ホームページで学会の定款・規定集を確認

公式ホームページで学会の定款・規定集を確認

入会前には当学会の定款・規定集をよく確認したうえで、その他の会員にかかる事項も含め、すべてに同意する人だけが入会を認められます。

 

定款・規定集は日本緩和医療学会のホーム ページ上で読めるので、関心がある方はまずそれを確認しておきましょう。

 

看護師は正会員として入会することになる

看護師は正会員として入会することになる

日本緩和医療学会の会員種別は、正会員、賛助会員、功労会員、名誉会員の4つに分かれています。

 

後2者は緩和医療に著しい貢献をしたと理事会に承認された人のための区分ですので、 一般の看護師が入会する場合は、ほとんどが正会員になります。

 

必要事項を記入し年会費を振り込む

必要事項を記入し年会費を振り込む

申込書に、住所、氏名、年齢、職種、所属機関などの必要事項を記入し、年会費1万円を入金すれば手続き完了です。会員になると、当学会の発行するニュースレターや、学術大会やセミナーの案内などが届きます。

 

3.看護師が日本緩和医療学会に入会するメリット

入会するメリット

がん治療は年々進歩していますが、いまだがんは日本人の死因ナンバーワンであり、多くの患者さんが肉体的・精神的苦しみを日々感じています。

 

そのため、患者の苦痛を取り除く緩和 ケアを提供できる看護師は、がん診療の病院には欠かせません。需要の高まりとともに、緩和ケアの領域を目指す新人看護師も増えており、日本緩和医療学会に入会することによって さらに高度な緩和ケアの実現が期待できるでしょう。

 

緩和ケア看護の領域でスキルアップできる

緩和ケア看護の領域でスキルアップできる

認定看護師としてスキルアップを目指す方には、日本緩和医療学会が主催する学会やセミナーに参加できることも、この学会に入会するメリットです。基本知識から高度に専門的なケア 技術に至るまで、この領域におけるスペシャリストから学ぶ機会が得られます。

 

緩和ケアにまつわる悩み・苦労を共有できる

緩和ケアにまつわる悩み・苦労を共有できる

日本緩和医療学会は、悩みを抱える緩和医療領域の看護師にとって、大きなサポートとなる存在です。

 

緩和ケアは医師や看護師が単独で行う業務ではなく、薬剤師、カウンセラー、ソー シャルワーカーなどさまざまな職種がチームを組んで行いますが、当学会にはさまざまな職種の医療関係者が入会しているので、悩みを分かち合い、緩和ケアの知識、技術、あり方など の情報を共有しやすい環境です。

 

まとめ

まとめ

緩和ケアに携わるとなると、他の領域以上に患者さんの死に直面する機会が増えます。一人一人としっかり向き合う看護が緩和ケアの基本ですが、それゆえ患者さんが亡くなった時のシ ョックは非常に大きく、精神的なダメージを負う看護師も多いと言います。

 

また、緩和ケアでは、患者さんだけでなく、その家族との向き合い方も大切です。

 

日本緩和医療学会では、そういった「向き合い方」も含めた緩和ケアに必要なケアを学べることができるため、緩和ケア看護を極めたい方はぜひ入会を検討してみてください。

 

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