看護師と准看護師の役割・仕事内容・待遇の違い体験談

看護師と准看護師の役割・仕事内容・待遇の違い体験談

私は准看護師として数件の病院で働いた経験があります。実際のところ、看護師と准看護師の仕事内容に大きな差はなく、「准看護師だから」といった理由でなにか不利益が生じることもありませんでした。

 

しかし、看護師の割合が多い病院で働いた際、「准看さん」と呼ばれることに急に違和感を覚えるようになりました。看護師と准看護師は仕事内容もほとんど変わらないのになぜ「准看さん」と呼ばれるのだろう、実際の看護師と准看護師の違いとは何だろうと疑問を抱くようになり、正看護師になるための進学を決めたのです。

 

そして実際に「看護師」として働いてみると、これまであまり気付かなかった「准看護師と正看護師の待遇や役割の違い」について見えてきたものがあったのです。

 

1.看護師と准看護師の「役割」の違い

看護師と准看護師の「役割」の違い

私は準看護学校と看護学校での経験を通し、各学校での勉強方法や教務の指導方法の違い、実習での患者との関わり方、アセスメント方法など、臨床に生かすための学びの濃さが、看護師と准看護師の役割の違いに繋がっているのだと分かりました。

 

看護師はチームの中で主体となって看護計画を進めていく

看護師はチームの中で主体となって看護計画を進めていく

看護師は、看護学校で学んで得た知識を生かし、患者家族のより良いゴールのために看護計画を立てます。

 

そして、医師や患者家族を取り巻く医療従事者と、看護師という専門職の目線で意見を出しながらチームの中で主体となって患者家族に関わっていくという役割があります。

 

准看護師は看護師に指導を受けながらチームに携わる

准看護師は看護師に指導を受けながらチームに携わる

准看護師は准看護学校で学ばなかった知識やアセスメント方法を看護師から学び、場合によっては指導を受け、チームの中で同じ方針で患者家族に関わっていくという役割になります。

 

2.看護師と准看護師の「仕事内容」の違い

看護師と准看護師の「仕事内容」の違い

日々のバイタルサイン測定や注射や処置、看護記録やカンファレンスの参加などメンバーとしての細かい仕事内容に違いはありません。時には、患者の状態変化の見極めや訴えの傾聴など、熟練した准看護師のほうがすばらしいことがあります。

 

この資格だからしていい、しなくていいではなく、看護師も准看護師も、患者家族のケアに誠心誠意当たる必要があります。

 

准看護師は看護上の変更や決定を下すことはできない

准看護師は看護上の変更や決定を下すことはできない

准看護師は看護上の変更や決定を下すことはできず、何か問題が起きたときは他の看護師やリーダーに報告し、場合によっては主任、師長、看護部長、医師へ報告し指示を仰ぐこととなります。

 

看護師にも言えることですが、法律上、准看護師は患者家族に対し、簡単に了承したり約束したりはできないのです。

 

准看護師は基本的にリーダー業務につかない

准看護師は基本的にリーダー業務につかない

准看護師は指示を出す立場に就けないことが多く、リーダー業務を行うことはできません。業務上、中心になっている人物あっても「准看護師」という理由だけで、リーダーを外している病院もあります。そのため、「自分ならこうできるのに」と思っても看護師に指示を出すことができず、もどかしい思いをしている准看護師も少なくありません。

 

病院によっては例外あり

ただし、明らかに力量不足の看護師がリーダーにつくことで、業務が滞ったり、対応の遅れなどからトラブルになったりすることも沢山あります。

 

そのため、病院によってはベテランの准看護師がリーダー業務につくケースもあります。

 

3.看護師と准看護師の「待遇」の違い

看護師と准看護師の「待遇」の違い

「待遇」でまず思いつくのは給与の違いです。

 

常勤の基本給から各種手当て、ボーナス、非常勤の時給に至るまで看護師のほうが上回ります。常勤の場合、年間で見ると50万程度の差があると言われています。

 

総合病院は准看護師を採用していないところが多い

総合病院は准看護師を採用していないところが多い

病床数の多い総合病院では准看護師を採用していないところが多いです。

 

私は准看護師の資格を取得した後に上京し、就職活動を始めましたが、問い合わせをしても准看護師は採用していないという返答ばかりでした。

 

もちろん、総合病院でなければスキルが磨けないというわけではないのですが、もし総合病院で働きたいという希望を持っているのなら看護師免許のほうが適しているのは事実です。

 

准看護師は看護師よりも昇進が難しい

准看護師は看護師よりも昇進が難しい

准看護師では役職に就くことはほとんどないので長年働いていても処遇アップは望めません。

 

稀に准看護師でも主任業に就く病院がありますが、看護師長や看護部長の指示のもと働くことになります。そのため、看護師と同じだけ頑張っても、同じようには昇進できないのが現状です。

 

まとめ

まとめ

看護師と准看護師は資格の違いはありますが、どちらも患者家族への向き合い方に変わりはありません。看護師と准看護師と制服の違いもありません。患者家族はどちらからも同じ看護の提供を望んでいます。

 

いかによい看護が提供できるかは深いアセスメント能力が必要です。深いアセスメントをする知識を学ぶため看護学校へ進み、今私は看護師になる道を選んで良かったと思っています。しかし、看護師になったことがゴールではなく、看護師になっても変わりゆく医療現場の中で日々勉強です。

 

患者家族に一番近い存在である私たちだからこそできる看護を提供するため、看護師と准看護師両方を経験できたことは、私の看護師人生の中で大きな財産です。今、准看護師として働き、進学を考えている方の参考になれば幸いです。

 

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