看護師の仕事を長く続けるための先輩からのアドバイス

看護師の仕事を長く続けるための先輩からのアドバイス

看護師って、一生続けることができる仕事ですが、人生半ばで辞めてしまう人も多い職業でもあるようです。

 

それは、潜在看護師の数の多さが物語っていますよね。ですが、つらい実習や試験勉強を乗り越えてとった大切な資格。長く続けるためのコツについてご紹介します。

 

1.理想と現実のギャップにたじろがない

現実にも理想の種がある

現実にも理想の種がある

新人看護師の退職理由の中に、「理想と現実のギャップ」があります。テレビドラマなどで医療の道に進んだ人にとって、理想と現実には大きなギャップがあると思います。

 

例えば、大柄な医者の態度や、患者さんや利用者さんの悪口ばかりの看護師の姿を見たとき、安全のために抑制される患者さんの姿を見たとき、「これって違う」と思いますよね。

 

ですが、目に映る受け入れられない現実に隠れて、頑張っている看護師や医師の姿も必ずあります。理想の種は小さいため見えにくいのですが、実は「今の現実を変えたい」と感じているスタッフもたくさんいます。

 

理想の旗を振りかざして疲れた時は、その旗を降ろして日常のありふれた医療現場を観察することがおススメです。「あ、この看護師さんの関わり方好きだな」と思える小さな理想に気が付くはずです。

 

一度の挫折で諦めるのはもったいない

一度の挫折で諦めるのはもったいない

実は、私は最初の転職先で、「これはおかしい!」と思う経験をしました。それは、透析室だったのですが、看護師が臨床工学士の言いなりで働いているように見えたのです。「なんで看護のことまで、口を出されるのか!」と、考えてみればよく透析のことも分からないうせに偉そうに意見を言ったものです。もちろん、臨床工学士の方とは対立し、嫌な思いをしました。

 

結局は、透析回路が夢に出てくるようになり、異動。初めての挫折でしたが、あまり気にしないようにしました。

 

私にとっては、その透析室のシステムが合わなかっただけで、患者さんや看護師さんと関わりまで上手くいかなかったわけではないからです。事実、私はそれからの看護師人生のほうが、長期間続いています。一度うまくいかなかったとしても、看護師を諦める必要はないのです。「縁がなかった」と考える、これも看護師を長く続けるコツです。

 

2.いろんな部署を経験する

ヘルプ要員を嫌がらない

ヘルプ要員を嫌がらない

160床程度の総合病院に勤務していた時、いろいろな部署のヘルプを経験しました。メインは内視鏡・IVR領域の看護業務だったのですが、人がいなければ病棟・外来へのヘルプ、手術室の外回りなども経験しました。

 

ヘルプはとても気を使いますし、結構嫌な思いもします。ですが、新しい技術や知識を学ぶことは、自分の好奇心も刺激されます。

 

その後、700床以上の総合病院に勤務した後も、一般外来や救急外来などのヘルプも経験。その時感じたことは、前の病院でヘルプ要員を嫌がらなかったせいか、新しい環境に入ることに抵抗がなくなっている自分がいることでした。

 

看護師は異動があり、一つの領域の看護をやる遂げることは難しいですよね。一つの部署居続けることで、新しい部署に異動したことがきっかけで退職を選ぶ人もいます。

 

ですが、そもそも看護の本質は、どの領域に行っても変わらないものです。人が足りない部署がある時には勇気を出してヘルプを経験してみる、そのことで看護師としての視野が広がり異動に対する抵抗感もなくなります。

 

3.病院から一度離れる

病院だけが看護ではない

病院だけが看護ではない

まだ、看護師としての技術や知識が身についていない間は、やはり看護師は病院に勤める方が良いと思います。私も、「石の上にも3年」と頑張り、たくさんの知識や看護師としての考え方は、最初の病院で吸収しました。

 

ですが、その後、クリニック・総合病院・在宅診療クリニックなどで働く中で、「どこでも看護はできる」と考えるようになりました。

 

病院は組織であり、自分が考える看護ができないことも多いですし、経験年数を重ねると役割も増えて苦しくなります。ですが、それは「その病院での看護師」としての自分が息苦しくなっただけのことです。無理に続けて燃えつき症候群になる前に、「よし!病院の看護師を辞めてみよう!」と、病院から離れることも、看護師を長く続けるコツの一つです。

 

病院以外に勤める

病院以外に勤める

看護師は、病院以外にもたくさんの領域で働いています。クリニックや訪問看護だけでなく、CRCや検診センター、地域包括支援センターや保健所、高齢者福祉施設やデイサービス、看護学校や学校の保健室、保育所など、たくさんの場所で看護師は活躍しています。

 

病院の看護師が疲れたら、他の役割を担う看護師を経験してみることも、看護師を長く務めるコツです。

 

働き方も常勤だけでなく、パートや派遣などもあります。入浴介助のバイトをした、検診の派遣として働いた経験を持つ看護師は、私の周囲にも以外に多くいます。看護師の資格があるからこそ、いろいろな看護体験をすることができるのです。

 

私も、意外に検診業務で忙しく働いている自分にワクワクすることがあります。これは、経験しようと飛び込まないとわからない感覚です。まずは、気軽にやってみることが大切ですね。

 

資格取得を目指す

ステップアップとしての資格

ステップアップとしての資格

ジェネラルナースとして働き続けることは、全体をいつも意識する必要があるため、やりたい看護をじっくりとできない環境でもあります。その思いがフラストレーションとなってしまうこともあります。

 

やりたい看護領域が見えている時は、現状に居続けずにステップアップのために資格取得することも、長く看護を続けるためのコツです。

 

私は、看護領域に関しては、内視鏡技師と専門看護師の資格を持っています。頑張って取った資格は、やはりどんな形であっても活かしたいと考え、それだけ長く勤める原動力になります。

 

私が知っている内視鏡技師の方も、60歳を過ぎても内視鏡に関わりたいとクリニックに勤め続けています。現状の看護に不足感を感じた時は、ステップアップとして資格取得を目指すことも効果があります。

 

看護に活かせる資格を取る

看護に活かせる資格を取る

看護師は、感情労働のため、患者さんとの関わりの中で燃え尽きてしまいそうになる時があります。そんな時、自分を支えるものは、看護に活かせる他の領域の勉強をすること、資格取得を目指すことです。

 

私は、メンタルヘルスにとても興味があり、心理相談員の資格や民間資格ですがカウンセラーやコーチの資格を取りました。もちろん、カウンセラーとして独立して仕事をすることも目論んでのことではありましたが、それ以上に「心と体の両方を看ることができる」ことで、看護師の幅が広がりました。その結果として、逆に看護師である自分を楽しめるようになったのです。

 

看護師としての自分に息苦しさを感じたとき、思い切って他の領域の勉強をすることも、おススメしたい看護師を長く続けるコツです。

 

教育に関わる

教育に関わる

看護師は、病院やクリニックなどに勤務する限りは、採血などの処置から逃れることはできません。看護師になってみたものの、直接患者さんの体に侵襲を加える処置が苦手な人もいると思います。

 

そんな時は、看護教員や保健室の先生として、看護の仕事を続けることもできます。

 

私の友人も、精神科領域の看護師から転職し、保健室の看護師として継続的に勤めています。看護師としての技術は「もう、無理」と言っていますが、それでも十分に「看護」を小学生相手に提供しています。看護師の働き方は、本当に幅広いですよね。

 

看護師は一般的には強み

人をサポートできる仕事はある

人をサポートできる仕事はある

看護師は、看護師であるというだけで、周囲の人に安心感を与えます。私の知人で、エステ関連で独立した人も、看護師資格を持っていることでクライアントが安心してくれると話していました。

 

看護師であることは、一般の人から見れば有利な資格です。病院やクリニックなどで医師の下で働かなくても、福祉領域やメンタルケアの領域で、看護師であることが役に立ちます。

 

採血が苦手、点滴が怖い、腰痛があり病棟勤務ができないなどの理由で、看護師を辞めてしまう人もいると思います。ですが、自分が「看護師として患者さんや利用者さんのサポートをしたい」という気持ちを持ち、新しい情報を学び続ける意欲があれは、人をサポートする仕事は意外にあります。

 

個人事業主として活躍する

個人事業主として活躍する

看護師は医師の指示がないと活動できないと、医師の力が強い病院に長くいると思い込んでいる方も多いのですが、起業している看護師も多くいます。

 

その一つが、訪問看護ステーションなどを立ち上げている看護師。患者さんの治療に関わる部分は、主治医の指示を仰ぎますが、看護師としての役割すべてを、医師に束縛されているわけではありません。

 

また、看護師や妊活中の女性に対するコーチや研修を行っている看護師もいます。自分の看護師や助産師、保健師の経験や知識を生かして、求める相手に提供することも、自分の資格を十分に活かせていると思います。

 

60歳を超えてもできる看護

60歳を超えてもできる看護

看護師は、60歳が定年ですが、私の知人は70歳を超えても看護師として活躍していました。それは、本人が望んだだけでなく、周囲の人からも「勤めて欲しい」と期待されたからでもあります。

 

60歳を超えると、採血などの処置まで周囲のスタッフは求めなくなります。求めるのは、看護師を長く続けてきた経験知と、本人から伝わってくる安定感や安心感です。高齢になっても仕事を続けることの意欲や明るさが、周囲を明るくしてくれるのです。

 

採血が怖い、急性期は向かないなどは、20代・30代の看護師が多く持つ悩み。ですが、自分に合った場所で看護師を続けることで、50代、60代になって人間味という魅力が付加された看護師にもなれるのです。看護師って、自分たちが思っている以上に、形を変えながら勤めることができる職業なのだと思います。

 

まとめ

まとめ

看護師は、精神的にも肉体的にも、緊張を強いられる仕事です。ですが、それは今、あなたが担当している看護師として業務の形です。

 

看護師は、医療だけでなく、福祉や教育、一般の方に向けて看護を提供する場があります。一つの領域や病院にこだわらず、そして一回の失敗や挫折を怖がらず、自分が安心して看護を提供できる場所を見つけてください。それこそが、看護師の仕事を長く続けるコツです。

 

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