腎臓内科で求められる知識・スキル

腎臓内科で求められる知識・スキル

腎臓は「沈黙の臓器」と言われ、症状がほとんどなく徐々に悪化していきます。気づいた時には取り返しがつかない、なんて症例も多くあります。腎臓内科は腎臓に関する疾患のすべてを診ています。

 

例えばネフローゼ症候群や腎炎、糖尿病の合併症等を扱っています。

 

生活習慣が起因となる疾患も多く、看護師は患者との深いつながりと的確なアセスメントが出来るということが重要となってきます。

 

そこで、腎臓内科で働くなら身につけておくと良い知識とスキルを紹介していきます。

 

1.電解質に関する知識

電解質に関する知識

腎臓というと尿の生成と排出を主に思い浮かべますが、他にも「老廃物を排出する」「電解質のバランスを保つ」というものがあります。老廃物の排出は病気により障害がおこると、身体に老廃物が貯留してしまい浮腫や尿毒症といった症状を引き起こします。

 

また、嘔吐や下痢、排尿障害は身体のナトリウムやカリウム等電解質イオンと呼ばれるもののバランスが崩れる要因となり、その崩れが血圧変動や意識障害などの症状を引き起こします。

 

このように「老廃物の貯留」「電解質イオンバランスの乱れ」といった状態は様々な症状の原因となるポイントです。

 

腎臓に関連する症状を把握するためには体内の電解質イオンバランスをしっかり勉強し知識として持っておくことが求められます。腎臓内科での検査項目では必ずと言っていいほど電解質イオン(Na、Kなど)は登場してきます。

 

しっかりと検査値を読み解くことが症状や疾患の状態を知ることにつながります。電解質を正常に保つための治療も数多くあるため電解質についての知識を身につけておくことでスムーズに腎臓内科という分野での仕事を始めていけるはずです。

 

2.透析管理に関するスキル

透析管理に関するスキル

腎炎や糖尿棒等の悪化により慢性腎不全となるケースが多くあります。腎臓の機能は元に戻りませんから、慢性腎不全の末期になると透析導入の段階へ進みます。

 

つまり、透析治療を受ける患者に最も多く出会う分野です。透析の業務としては主に透析機器の管理があります。

 

透析機器は透析の除水計算や透析液の管理など基本的な管理を行ってくれます。そのため、まず初めに器械の操作をしっかりと頭に入れておくことが重要です。

 

一回覚えてしまえばほかの透析施設でも透析機器の基礎操作には大きな違いはなく、基本的な器械操作ができるということが一つのスキルとして役に立ちます。

 

3.穿刺スキル

穿刺スキル

透析患者はシャントの管理が大切になります。シャントがしっかり発達していて穿刺がスムーズに行えることで初めて透析治療を開始できるためです。

 

そのため、シャントの管理の一部として透析毎の穿刺を看護師が行うことがあります。

 

施設によっては医師や臨床工学技士がメインで行うところもあります。

 

いずれにせよ、看護師が穿刺をする施設が圧倒的に多いことは事実であり、透析の前後でシャントオペ記録を確認し、穿刺する部位はどこが適切かを「診て・聴いて・触って」しっかりアセスメントできる必要があり、それにより感染や穿刺トラブルを回避することが透析治療ではとても重要となるのです。

 

4.患者指導のスキル

患者指導のスキル

腎臓疾患には生活習慣が原因となっているものも多くあります。その代表的な疾患が糖尿病です。

 

腎臓内科では、腎臓の機能は回復しないものの、これ以上悪化しないように患者へ食事指導する場面が多くあります。

 

長年続けてきた生活習慣を変えるということは患者にとって負担が大きくとても大変です。

 

看護師はそのことをしっかり理解したうえで、より良い生活習慣を築くことが出来るようサポートしていくことが求められます。

 

否定せず、一回受け入れる姿勢でゆっくり時間をかけて患者指導を行うことが大切です。

 

コミュニケーションスキル

コミュニケーションスキル

腎臓内科に通う患者は、検診等で異常があった場合を除くと、そのほとんどが長期にわたって通院治療を必要とします。

 

透析患者に関しては、患者と看護師は一生の付き合いとなっていきます。したがって、看護師は医療者としてだけではなく人間同士として患者と深くつながっていくことが大切です。

 

患者は長期に付き合っていく中で不平や不満を医療者に言うようになっていきます。関係性が深くなるほど言い過ぎてしまうことや立ち入りすぎてしまうことも出てきます。

 

看護師は、患者のライフスタイルを把握し、患者と日々コミュニケーションをとる中で身体的のみならず、精神的・社会的な患者情報を多角的にとらえることが求められます。

 

 

看護師としての専門性を発揮することはもちろんですが、それに加えて患者の人生の一部を共有しているという自覚を持ち、踏み込みすぎずに適度な距離感を保ちながら接していくことで患者との良好な関係性を築いていくことが出来るはずです。

 

なによりも、患者と接するときは笑顔を忘れずに。初めて接する患者には、まずあいさつから始めてみましょう。今まで何十年も同じ病気と付き合っている患者も多く、自身の病気については働きだしたばかりの看護師よりもよく理解していることもあります。

 

看護師は専門職としてのアドバイザーだけではなく、時には患者を人生の先輩として尊敬の意を持って接することも大切です。

 

まとめ

まとめ

腎臓内科では、元に戻ることのない臓器により長年治療を受けている患者が多くいます。

 

腎臓内科で働いていくためには、そのような患者の背景を捉え、コミュニケーションを図り、生活指導を行っていくことが求められます。そのほかにも、電解質についてや透析治療についての知識を持つことが大切です。

 

何年、何十年と治療を受けている患者に寄り添い、一人ひとりとゆっくり接することで腎臓内科の看護師として成長していくことができるでしょう。

 

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